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豊橋駅西口駅前地区優良建築物等整備事業 着工

 

 愛知県の東の玄関口と位置付けられる豊橋市の豊橋駅西口エリアで進められてきた共同化事業がまとまり、8月19日に起工式が行われた。

 豊橋駅周辺では特に東口エリアにおいて再開発事業による市街地整備が進められてきたが、西口は手付かずに近い状態であった。しかし、市の中心市街地活性化区域にも位置付けられ、近年ではホテルや医療施設、事務所ビル等の立地もみられ、徐々に西口にも動きが出始めた。

 今回の事業は、駅西口の直近に位置し、数名の地権者による共同化事業として計画され、権利者交渉がまとまり着工に至った。再開発ビルは、共同住宅を中心に計画し都心居住の推進と1階には地元店舗の入店を想定した店舗区画も設け、駅前の賑わいと活性化に寄与する施設をめざしている。

 当地区の周辺には依然として低未利用地や老朽化建物の密集等がみられ、土地の高度化、都市機能更新の可能性と必要性のある街区もあり、今回の事業が新たなまちづくりにつながることが期待されている。

 

〇事業概要

敷地面積:約2,070m2

延床面積:約15,800m2

構造規模:RC造 地上20階建

主要用途:住宅(137戸)、店舗(3区画)

販売予定:2021年 春

完成予定:2023年度末

 

豊橋駅自由通路からみた現地
豊橋駅自由通路からみた現地
完成予想パース
完成予想パース
(2020.8.24/村井亮治)

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