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桑名駅前再開発ビル「桑栄メイト」閉館

 

 「桑栄メイト」 再開発に携わる方の中には聞き覚えのある方もみえるかもしれない。

 都市再開発法が施行された1969S44)年当時に着手し後に完成した国内で最も古い再開発ビルの一つ。当時は、隣接するパルビルが1972(S47)年に、桑栄メイトが1973(S48)年にそれぞれ完成し注目を集めた。

 2棟は桑名の顔として、また駅と商店街とをつなぐ役割を担い、市の中心市街地の発展に大きく貢献してきたが、施設の老朽化等からパルビルが1997S52)年に閉館しその後建替えられ、2006H8)年に分譲住宅等複合ビルとして生まれ変わり、再開発の再開発(再々開発)として再び注目を集めた。

一方桑栄メイトはその後も“昭和レトロ”な雰囲気を残しつつ営業を続けていたが、近年、桑名駅周辺整備が進む中、施設の老朽化もさらに進んだことから、この7月31日閉館した。

 閉館が告知されて以降、特に桑名駅からデッキで通じるビル2Fの飲食店街には閉館を惜しむ客が多く訪れた。館内通路や各飲食店の店構え、店内の内装、メニューサンプルの色あせた感じ等は、“昭和”の雰囲気に溢れ、懐かしさが感じられた。

 今後、桑栄メイトの場所にはホテルが建設され、駅前広場やロータリー等との一体的な整備により、新しい桑名の顔として生まれ変わる予定だ。

 先行して進められてきた桑名駅橋上化による駅舎整備がほぼ終わり、8月末供用開始の予定で、東西自由通路により、駅利用者の利便性、居住者の快適性向上に期待が高まる。

 

桑栄メイト外観
桑栄メイト外観
桑栄メイト
桑栄メイト
飲食店街通路
飲食店街通路
整備が進む桑名駅舎と駅前広場
整備が進む桑名駅舎と駅前広場
(2020.8.3/村井亮治)

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