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◆大須30番第1地区市街地再開発


愛知県名古屋市中区大須商店街の一角で施行された第一種市街地再開発事業。
名古屋一の活気と人気を誇る大須商店街の中でも特に人通りの多い万松寺商店街に面した権利者による名古屋市初の組合施行による事業認可を得た市街地再開発事業です。建物は、下層階が商業、中層階以上に住宅棟と事務所棟の2棟からなります。商業の1階は、再開発以前の権利者店舗が中心に入り、商店街としての商業空間の継承に寄与してきました。
市街地再開発事業としての特色は、隣接する個人施行の第一種市街地再開発事業と建物間の往来や一部機能分担をしながら別々の事業ではありますが、一体的な事業として形成されています。保留床は、住宅部分は住宅供給公社へ処分、店舗は権利者により設立された地権者法人へ処分されました。

準備組合設立          平成3年11月
都市計画決定          平成11年12月
市街地再開発組合設立    平成12月8月
権利変換計画認可       平成14年2月
施設建築物工事着工      平成14年5月
施設建築物工事完了公告   平成15年12月

地区名   大須30番第1地区第一種市街地再開発事業
所在地 名古屋市中区大須三丁目地内
地区面積 0.3ha
敷地面積 2,200㎡
施行者 大須30番第1地区市街地再開発組合
権利者数 16人(事業認可時点)
構造規模 RC・S造/地上12階、地下1階
建築面積 約1,940m2
延床面積 約14,800m2
用   途 店舗・事務所・住宅

スペーシアの関わり

準備組合設立以前の権利者の研究会から参画し市街地再開発事業の仕組みや流れなどを一緒に研究。準備組合設立後は事業コンサルタントとして事業推進に向けバックアップし組合設立を支援しました。その後、市街地再開発事業の中核となる権利変換計画の策定業務を受託し、権利者意向の調整と合意形成に携わりました。また、再開発ビルの管理運営計画の立案や組合事務局の支援など、市街地再開発事業に幅広く関わり事業推進をサポートしました。