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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第8号]2000/10/23
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 333−−□

 スペーシア・メールマガジンの第8号をお送りします。名古屋からの情報発信とともに
まちづくりのネットワーク形成をめざしています。今回、はじめて送信させていただいた
方もよろしくお願いいたします。

<内容・目次>
  ◆まちのトピック ◆
    ・愛知まちコン創立1周年記念シンポ 
    ・津島「まち並アートハウス」
    ・自治体ホームページ・まちづくりランキング 第3弾   
  ◆名古屋まちづくり紹介◆ 
    ・ 「彩生ネットワーク」 日本建築の勉強中!  
  ◆視察レポート◆
    ・身延駅前しょうにん通り商店街の視察  
  ◆読者の声◆ 
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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◎ 愛知まちコン創立1周年記念シンポ(11月16日)
       「これからの住まい・まちづくりはIT(情報技術)で変わるか」  ◎
 
 ●基調講演:「ITとライフスタイル・ワークスタイルの変容」
   小栗 宏次 氏(愛知県立大学 情報システム学科 教授)

 ●パネルディスカッション(事例報告と意見交換)
  パネラー
   片桐 常雄 氏/インターネット活用による政策形成−藤沢市市民電子会議室他
   松浦 さと子 氏/インターネットとNPO−藤前干潟保全のとりくみ
   藤村 洋一 氏/商店街の活性化とインターネット−早稲田商店会
   桑村 武志 氏/建築主と設計者をつなぐネットビジネス−ハウスコンペ
  コーディネーター
   小栗 宏次 氏(前掲)

 ●日時:2000年11月16日(木)午後1時30分〜
 ●場所:(財)名古屋都市センター 大研修室(金山南ビル11F)
 ●定 員:150人程度(先着順締切) 参加費:無料
 ●申し込み締め切り:11月10日(金)

 →スペーシアが事務局を担当しています。E-mail でお申し込み下さい。
  参加票は発行しません。定員をオーバーした場合のみご連絡さしあげます。
   E-mail  machicon@spacia.co.jp 
 
 →詳細は、愛知まちコンのホームページをごらん下さい
    http://www.interq.or.jp/japan/ai-machi/katudou/sympo2000.htm

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◎ 津島「まち並アートハウス」(10月29日) ◎

津島の旧市街地の空店舗・酒蔵・寺など4ヶ所を舞台に行われるアートイベント。市内外
から集まった玄人・素人の自称アーティスト達が、絵画・染織・インスタレーションなど
を披露します。そのうちのひとつ、「駄菓子茶房 たむろや」では、午前11時からと午
後1時から餅つきをします。つきたての餅を餡や黄粉にくるんで1個50円で販売します
ので、どうぞ。

日時  10月29日(日)午前10時〜午後3時
会場  津島市旧市街地(名鉄津島駅から徒歩10分 天王川公園から徒歩5分)
問合先 津島商工会議所 0567−28−2800
 →詳しくは、こちらのホームページをご覧ください
    http://www.you-can.co.jp/you-can/mati/mati.htm 

                          〜スペーシア 伊藤彩子〜
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□ 自治体ホームページ・まちづくりランキング 第3弾 □

 第3弾として三重県13市のランキングをつけてみました。愛知県の市よりはやや低く、
町村よりはやや高いという評価になりました。ちなみにベスト5は、津市、鈴鹿市、松阪
市、上野市、四日市市となりました。
 問い合わせアドレスのわかる12市に紹介のメールをさしあげたところ、松阪のローカ
ル紙の方から問い合わせを受けました。また、新聞にとりあげてもらえるとよいのです
が…。
 また、犬山市のまちづくりのページが作成されたのを受けて、愛知県31市のランキング
の更新も行っています。

 →詳細はホームページをごらん下さい。見落としもあると思われます。ご指摘やご意見
  をお待ちします。
   http://www.spacia.co.jp/hp-rank/

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 「彩生ネットワーク」 日本建築の勉強中!○

 「彩生ネットワーク」では、白壁アカデミアの講座の1つである、『手の知』の受講生
などが集まって、日本建築をカラダとアタマ両方で学んでいます。中心になっているの
は、(有)伊藤平左エ門建築事務所で、社寺建築の設計を手掛ける望月義伸さん。「日本
建築に興味があるけど勉強する場所がない」という人が集まり、共に勉強しあうために立
ち上げた会が「彩生(さいせい)ネットワーク」です。望月さんを含め、参加者は全員手
弁当で、会費などもありません。 「彩生」というのは、「古い建築や文化を彩やか(あ
ざやか)に生き返らせる」という意味が込められています。
 会を立ち上げたのが2000年4月で、およそ半年経ちました。現在、会員は約10名で
す。設計事務所を開業している人、主婦、大工、アルバイトなど様々な人がいます。書物
などから建築史を学ぶ一方、実際の建物の調査などを通して、建物に触れながら学びま
す。会ができた4月から、江南市の布袋という、古くからの地域にある建物の調査を行っ
てきました。その建物は当初取り壊すことが予定されていましたが、調査によってかなり
価値あるものだということがわかったため、取り壊しは中止になりました。現在は調査が
一段落して、報告書を作成中です。会の活動はまだはじまったばかりですが、今後とも楽
しく学びながら、名古屋周辺にある建物の修復や活用に関わっていきたいと、会員達の夢
は膨らんでいます。(伊藤)

 →詳しくは、ホームページをご覧ください http://www.nagoyanet.ne.jp/saisei

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 ◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ 身延駅前しょうにん通り商店街の視察 ○

 日蓮宗総本山、身延山久遠寺のある山梨県身延町(人口約8.3千人)の駅前商店街を
視察した。町施行の沿道区画整理型街路事業と商業協同組合の高度化事業との同時施行に
より、都市計画道路(幅員12〜20.5m)の整備とあわせ商店街の家並み整備と共同施設整
備が行われ、平成9年3月末に事業が完了している。小規模な町での商店街整備として関
係者の話題となった事業であり、また、永六輔著「商人」(岩波新書)のなかでも門前町
の活性化例として紹介されている。

 近年、門前町や城下町などで統一された和風のデザインにより町並みを新たに整備する
事例が増えている。しかし、デザイン的な問題や事業としてまったく新しい景観に作り変
えてしまうがゆえに町並みに趣がない、また、あまりにも統一されすぎて映画のセットの
ようになるなど、何かしら違和感を抱くのは自分だけではないだろう。

 「しょうにん通り」も門前として「建築申し合わせ」に基づき「和風の家並」を整備し
ている。申し合わせは10項目であるが,主要な点は
 (1)3階以下にする、
 (2)色を「白・灰・黒」及び「木材の自然色」の範囲とする、
 (3)1階に庇をつける、
 (4)各戸に家紋をつける、
 (5)壁の一部に「まなこ壁」を用いるというものである。

 デザイン的な評価は難しい面もある、また、「かご、人力車」による来街者サービや東
京のデザイン科の学生との交流事業など商店街のソフト事業も展開されているが、「ま
ち」の規模からすれば道路幅員が広すぎ、商店街経営からみて問題も多いと思われる。

 しかし、人口わずか8.3千人の地方都市の商店街である。商・住混在の地域で、住宅を
含め、全権利者が同意し、過去の商店街(写真で見る限りどこでもある商店街)とは全く
異なる新たな町なみを創造したのである。そして、戸々の家・店舗がそれぞれ申し合わせ
事項を画一的に守るのではなく、工夫して取り入れている。このため、個々の建物は変化
がありながらも、まち全体としては何かしら統一感のある景観を作り上げている。

 個の自由の結集としての町なみの調和を図ろうとする試みであったのかは定かではない
が、そうした雰囲気を少し感じさせる町なみである。店舗と住宅が協調して実現した町な
みは、周囲の緑や川の自然環境の豊かさにも恵まれ、時間の経過とともに身延の町に溶け
込んでいくものと思われる。  (浅野泰樹)

 →ホームページに写真を掲載しています。
   http://www.spacia.co.jp/Mati/sisatu/minobu.htm

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 ◆読者の声◆ 
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・秋はまちづくりイベントが目白押し。それぞれがいろんな場に参加しています。その
 情報をみんなで共有できればと思うのですが、なかなか難しいようです。できるかぎ
 り社内メールで報告するとともに、ホームページでも紹介したいと考えています。

・スペーシアホームページの所員経歴のところから個人のホームページにリンクできる
 ようにしています。これまで1人しかなかったのですが、新たに1人個人ホームページ
 ができました。それは誰か…。見ていただいてのお楽しみということで。

・東海エリアのIT技術のレベル向上をめざした、「東海なびインターネットコンテスト」で
 「世界のマクドナルド」が最優秀賞に選ばれました。詳細は、まだHPで公表されてい
 ませんが、1次審査を通過した14作品の紹介が公表されています。
 http://navicon.tokainavi.ne.jp/

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきたいと思います。
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
   http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。今後の送信はとりや
 めさせていただきます。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
 〒460-0034 名古屋市中区栄5-16-14 新東陽ビル5F
  TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
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