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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第69号]2003/2/24
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 542−−□

 スペーシア・メールマガジンの第69号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・桑名市都市観光シンポジウム 「まちづくり5人囃子」 
   ・ご愛ふれ愛『勝川弘法市』出店者募集 
  ◆名古屋まちづくり情報◆
   ・都市は移り変わる
  ◆図書紹介◆
   ・これでいいのか市民意識調査〜大阪府44市町村の実態が語る課題と展望〜 
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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  ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 桑名市都市観光シンポジウム 「まちづくり5人囃子」 ○

 都市観光の資源となるスポーツ、伝統芸能、伝統工芸、食文化の各分野第一人者5名を
招き、揖斐川を望む料亭の大広間で、都市観光をキーワードとして「まちの楽しみ方」を
探ります。そして、それぞれの専門家が参加した皆さんを究極の世界へご案内します。

●日時:2003年3月21日(金)春分の日 12時30分開場
●会場:料理旅館 山月(脇本陣「駿河屋跡」 桑名市船馬町) 22−3451
● 対象:まちや人、自然や歴史、そしてその地の食べ物などに興味のある方
● 定員:第1部 100人(参加無料、要申し込み、定員になり次第締め切ります)
        第2部 50人(参加費7000円、食事・飲み物付き、要申し込み、
        定員になり次第締め切ります)申し込み後欠席の場合 必ず連絡のこと
● 主催:桑名市・桑名都市観光推進アドバイザー会議
● 協力:都市観光を創る会・桑名市観光協会
◆ 演目◆
13:00 第1部 開会・全体高座 「まちづくり5人囃子」
   まちの中でゆとりの時間を過ごす。色々な楽しみ方を
   語り合います
   進め役 :藤田俊英氏(スポーツコーディネーター)
   話題提供:宇佐美彰朗氏(元オリンピックランナー)
       :三遊亭楽松氏(落語家)
       :水谷隆行氏 (全国漁青連会長理事、漁師)
       :渡辺 醇氏 (社団法人日本ボート協会国際委員)
       :森 一蔵氏 (陶芸家)
14:30 休憩  :和菓子をたしなむ
14:45 専門高座 壱:宇佐美先生のウォーキング教室(コミュニティパーク)
        弐:楽松師匠のまちづくり高座(山月座敷)
        参:水谷会長の桑名の漁と食案内(赤須賀漁港)
        四:渡辺先生の水と遊ぶ(海津町長良川国際レガッタコース)
        五:森先生の桑名萬古を紐解く(桑名市博物館)
16:30 閉会  :現地にて解散(海津町のみバスにて送迎)

17:30 第2部 :料亭で桑名の味と芸にふれる 山月大広間

◆申し込み・お問い合わせ◆
桑名市都市整備部中心市街地整備課内 桑名市中央町2丁目37番地
TEL 0594-24-1232 /FAX 0594-24-1355   
 e-mail tosinm@city.kuwana.mie.jp

◇出演者紹介◇
第壱高座 講師 宇佐美彰朗さん
     紹介 ・東海大学教授、マラソンでメキシコオリンピックから3回連続出場、
         以後一貫してウォーキング・ジョギングの普及に取り組む
     演目 ・ウォーキング教室(歩きやすい服装、靴で参加してください)
        ・背中は曲がっていませんか、やみくもに大またで歩いていませんか
        ・いつまでも健康にをテーマに正しい歩き方を教わります
第弐高座 講師 三遊亭楽松さん
     紹介 ・円楽一門会、平成4年真打昇進、ウルトラマラソンを趣味とし、
         ホームヘルパー2級の資格を持つなど街づくりにも造詣が深い
     演目 ・趣味のマラソンなどまちづくり談議を一席
第参高座 講師 水谷隆行さん
     紹介 ・貝桁漁、船曳漁を中心とする赤須賀漁業協同組合の若手ホープ
         全国漁青連会長も努め忙しい日々を送る
     演目 ・赤須賀のまちなみと漁師の一日そしてシジミや蛤漁の歴史、展望
         を案内いただきます
第四高座 講師 渡辺 醇さん
     紹介 ・学生時代からボートにかかわる。海外での経験も豊富で2005年の
         世界ボート選手権誘致に尽力、現在日本ボート協会国際委員、2005
         年FISA世界ボート選手権組織委員会副事務局長
     演目 ・世界ボート選手権の会場となる海津町長良川国際レガッタコースを
         案内し、ボート競技、世界選手権について案内します
第五高座 講師 森 一蔵さん
     紹介 ・美術学校を卒業後自転車で西日本の釜場を巡り作陶を志す。その後
         古万古に巡り会い赤絵の食器づくりに専念する。使えるを基本にあ
         くまでも食器にこだわる。桑名萬古の復権に尽力。
     演目 ・桑名市博物館で萬古の作品を鑑賞しつつ、御自身と萬古焼につい
         て案内します

進め役  藤田俊英さん
・ スポーツコーディネーターとして東京シティマラソン、敦賀〜桑名ウルトラ
     マラソンなどをプロデュース。本年5月には土木の視点からコース設定
    (河川、ダム、砂防、鉄道など)した100km桑員海津南濃ウルトラマラソンを企
画。
     専門は土木工学という異色の経歴の持ち主。
     桑名市在住

第2部 桑名名物「蛤会席」をご賞味いただきながら桑名の芸を鑑賞します
           第2部のみの参加も可能です

〜桑名市都市整備部・石川平八郎さんから情報提供いただきました〜

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○ ご愛ふれ愛『勝川弘法市』出店者募集 ○

 春日井市のJR中央本線勝川駅北口に延びる「勝川駅前通商店街(大弘法通商店街)」で
は、「まちに住む人(商店主等)」、「まちに来る人(買物客等)」、「まちを造る人
(企画者等)」の三位一体となった取組みによる、まちの賑わいを創出する『市』の復活
を企画し、広く出店者の方を募集しています。
 「まちを取り巻く」そして「まちを構成する」全ての人達に参加していただき、”まち
づくりの大きな夢を”共感し実現させましょう。

「勝川弘法市」概要
◇場 所:勝川駅前通商店街路上
◇実施日:2003年4月19日(土)〜 毎月第三土曜日
◇時 間:午前10時〜午後5時まで
◇形 態:パラソルテントショップ(路上)&グルメ屋台(商店街駐車場)
◇内 容:勝川駅前通商店街振興組合による出店 
     商工業者による出店
     市民による出店 
     大道芸などのアトラクション(4月・10月)
◇費 用:勝川弘法市年間テナント会員 1万円+出店料1,000円(1回あたり)
     臨時会員 出店料3,000円(1回あたり)
◇備 考:フリーマーケット(家庭の不用品等の販売)は除きます。
     出店は面接選考にて決定しますので、お申し込み頂いてもお断りする場合があ
ります。
     詳しい内容の問合せ等は下記までご連絡下さい。
◇問合せ:プロジェクト119勝川弘法市事務局
     春日井市旭町1-1-3(勝川駅前通商店街振興組合内)
     TEL 0568-31-9282  FAX 0568-33-4533
      月・水・金 10:00〜16:00

〜スペーシア・村井〜

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 都市は移り変わる ○

 名古屋の都心は、いくつかの開発プロジェクトが進んできている。名古屋駅前の豊田毎
日ビルや牛島南地区の再開発事業で、高容積を活かした超高層ビルの建設が一つである。
他方、栄地区では三越南館や松坂屋南館増床の再開発であり、周辺の都市景観への配慮が
見られる。
 さらに、高容積指定(800%)でありながらも、低容積(100%)での利用を図ったクロ
イゾンスクエア(旧安藤七宝店)がある。テナント入居を前提とした高容積ビル建設で
は、日本経済の動向と同時に名駅VS栄の競合がその入居を左右することになり、長期経営
のリスクを排除しつつ、南大津通の立地や自己所有の土地や蔵という資源を活かした、低
容積という付加価値(特徴ある敷地環境)による活用方策の事例である。
 最近、このような再開発や建替えに対し、コンバージョン(用途転換)という手法で再
生を図る事例が徐々に増えつつある。さくらアパートメントの事例はすでに述べた
(NO.25)。今話題になっているのは、広小路通と大津通交差点の北西角の日本生命ビル
1階がティファニーというブランドショップにコンバージョンされた例である。従前は銀
行であった。銀行の統合による余剰店舗の用途転換である(既に大津通に立地しているプ
ラダも銀行店舗の用途転換)。もう一つは、たびたび新聞等で取り上げられる長者町繊維
街にあるゑびすビルである。従前は問屋ビルから倉庫に転用されて、今回のファッション
をテーマにした商業ビルにコンバージョンされた。1階はカフェバー、2階は書店、3階
は雑貨や衣料品、4階はデザイン事務所等が入居している。このような1棟まるごとの用
途転換はここだけであるが、これが複数棟になり、集積していけば、独特の雰囲気をもつ
“界隈”として再生していく可能性が見いだせる。コンバージョンはある意味、その建
物、その地区の歴史資産を引き継ぐ一つの手法であろう。
 地価(家賃)の下落が、いままで都心に立地できなかったテナントの入居を可能として
いる。そのパワーのベクトル合わせしながら、まちづくりを進めていく時代に入ったと言
えないだろうか。  (井沢知旦)

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 ◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ これでいいのか市民意識調査〜大阪府44市町村の実態が語る課題と展望〜 ○
        編者 大谷信介 ミネルヴァ書房 2002年10月出版

 本書は関西学院大学社会学部の大谷研究室が、授業科目「社会学実習」の一環として
行った調査研究をまとめている。自治体が実施する「市民意識調査」の実態を総合的に把
握し、今後の課題を明らかにするために、学部学生総勢53名が長期にわたり徹底的に調査
し、分析・論文作成・本書編集を行っている。
 副題にあるように、大阪府下44市町村の総合計画策定時に実施された市民意識調査を二
年間をかけて徹底調査しているのだが、調査委託業者(いわゆるまちづくりコンサルタン
ト)についてもその企業の具体名称、規模から委託への経緯、委託費、調査への関与の程
度などを全て明らかにしており、非常に興味深い。タイトルの「これでいいのか市民意識
調査」への解は「市役所で行われている社会調査がいかにずさんなものであったか」とい
う実態を明らかにしながらも、改善の余地はあり、的確な調査設計で丹念な調査を実施す
れば、市民意識調査は有効であるということか。
 自らの仕事に警鐘を鳴らす一冊である。 (竹内郁)

→ホームページに表紙の画像を掲載しています。
http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/isiki-tyosa.htm

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− mm@spacia.co.jpへ
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・名古屋市港区築地地区でまちづくりを推進している夢塾21のホームページ作成を手
 伝わせていただきました。
 http://www.geocities.jp/matsu9918/

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
   メールマガジン投稿用アドレス mm@spacia.co.jp
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   http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
 〒460-0008 名古屋市中区栄5-1-32 久屋ワイエスビル5階
  TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
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