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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第48号]2002/5/6
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 470−−□

 スペーシア・メールマガジンの第48号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・「中部地方の住宅ビジョン(仮称)〜住宅政策の取組みの方向性について〜」
    に関するパブリックコメントの募集について  
  ◆名古屋まちづくり情報◆ 
  ・大須30再開発ビルの運営システム構築のための活動が始まる  
  ◆施設紹介◆
   ・ジャズドリーム長島
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 「中部地方の住宅ビジョン(仮称)〜住宅政策の取組みの方向性について〜」
                に関するパブリックコメントの募集について ○ 
                 
 
 中部地方整備局は、平成13年1月の中央省庁再編によって発足し、これまでより一層地
域の実状を理解し、地域に密着した、よりきめ細かい住宅行政を行っていくことが求めら
れています。 このため、中部地方における今後の住宅政策の方向性を示すものとして、
「中部地方の住宅ビジョン(仮称)〜住宅政策の取組みの方向性について〜」の策定がすす
められています。その一環として、4月27日〜5月31日までパブリックコメントが行われて
います。
 このビジョンにおいては、中部地方4県における先進的な取組み事例を紹介することに
よって、各県市町村における住宅政策の実施の参考となる取組みの方向性を示すものと
なっています。
 
→以下のホームページにおいてパブリックコメントを募集しています 
 http://www.cbr.mlit.go.jp/vision/index.htm

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 大須30再開発ビルの運営システム構築のための活動が始まる ○

 大須30番第1地区市街地再開発事業は、4月27日に施設建築物新築工事の安全祈願
祭が行われた。権利者や事業関係者により神事が行われた後、名古屋市長をはじめ、約1
10名の関係者を招いての式典が開かれた。再開発組合の松下理事長は、あいさつの中で
「準備組合より約4年、再開発の話が浮上してから約10年、決して楽な道のりではあり
ませんでした」と回想し、また「来年の年末商戦には、仮称ですが大須中華街や大須でが
んばりたいと願う中小小売業者が結集する名古屋の名所となる商業施設・大須バザールを
誕生させる予定です。(中略)今後も引き続き権利者は、一丸となって、明日の大須を夢
見て、事業に邁進してまいります。」と力強く語った。

 長年にわたって進められてきた大須30再開発は、権利者が住みなれ、営業してきた建
物を取り壊し、この式典を契機に、ようやく本格的に再開発ビルの建設に取りかかること
となった。

 これまで、事業推進役の組合役員等の献身的とまでいえる努力なくして今日はなかった
が、権利者間の調整に多大なエネルギーが費やさ、再開発の本当の目的である「再開発ビ
ル・まち」の維持・発展のためのシステム構がなおざりにされてきた感は免れない。理事
長が語るように、ビル竣工までに、そのシステムを権利者が一丸となっていかに構築する
かが鍵であろう。これからが、まさに大須再開発の真価が問われることになる。特に大須
30再開発は、大須の伝統を生かし、中小小売業者が結集する活力ある商業施設の整備が
目標であることから、商店街運営と同様に、再開発ビル内の営業者による共同体をいかに
確立するかが重要となる。

 再開発組合では、合意形成に主力をおいたこれまでの組織を再編し、権利者全員参加の
もとに、ビル管理やテナント運営を検討する会の設置を足がかりに、夏以降に募集するテ
ナントをも巻き込んだ体勢づくりを精力的に進めようとしている。大須商店街活動のこれ
までの実績と蓄積を生かし、権利者自らの創意工夫により、新しい再開発ビル繁栄のため
のシナリオとシステムを構築していくことに期待したい。  (浅野泰樹)

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 ◆施設紹介◆ −名古屋から情報発信−
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○ ジャズドリーム長島 ○
   三重県桑名郡長島町浦安368  営業時間 10:00〜20:00 
   視察:平成14年4月29日(祝)

 以前、なばなの里を紹介した事もあり、話題の長島のアウトレットモールを報告する。
 東海地区では、今春三大スポットがオープンした。ラグーナ蒲郡、ブルーポネット、そ
して東海地区最大のアウトレットモール、「ジャズドリーム長島」である。
 三井不動産と長島観光開発が共同開発し、平成14年3月28日「ナガシマスパーランド」
(三重県長島町)の隣接地にオープンさせた。東海三県最大のアウトレットモールとし
て、メーカー直送のブランド品直営店77店舗(479ブランド)とレストランなど飲食店8店
の計85店が出店しており、東海地方初のアウトレットショップも約60店舗に上る。店舗面
積は14,000平方メートル。
 若者や家族層向けのファッションやスポーツ用品に加え、温泉など周辺の観光施設を訪
れる中高年の女性を対象としたブランドも充実させた。この地域で盛んな陶磁器や真珠の
店も出店している。ユナイテッドアローズ、シップスなどは、入店規制をするほど人気を
成している。客の方もアウトレットに対する目が肥えてきたというところだろう。

 三井不動産としては全国六番目(鶴見・横浜・神戸・多摩・幕張)、東海三県では初の
進出となるが、『わたし達がアウトレットの基準』なるパンフを見ると自信のほどが見受
けられる。長島観光としても、遊園地「ナガシマスパーランド」、高級温泉旅館「ホテル
花水木」、花と食のパーク「なばなの里」等の観光集客施設に、「ジャズドリーム長島」
を併設させることにより、より一層魅力的なレジャーゾーンの形成が期待できる。ナガシ
マスパーランド(駐車場約一万千台)との相乗効果で、年間入場者300万人、売上高120億
円を見込んでいるとのことである。

 ジャズドリーム長島は、木曽三川の河口部にある立地を生かして、約38000平方メート
ルの敷地に、総二階建ての回廊付き建物で構成されており、ニューオリンズに住むジャズ
ミュージシャン「バディ」の見た不思議な夢というコンセプトストーリーに基づいて作ら
れている・・・というのでストーリーを読んでみたら、「ジャズトランペッターがニュー
オリンズの街を歩いていたら、突然長島町に居た・・・」という、結構無理やりなストー
リーだった。ともあれ、そのストーリーの中に登場する、ジャズクラブやミュージック
ホール、世界3大カーニバルの1つである「マルディグラ」やミシシッピ川を往来するス
チームボート等をモチーフにして、買い物以外にも「楽しさ」や「賑わい」のある街並を
演出し、テーマパークのようなアウトレットモールを目指している。

 伊勢湾岸道路も、(この施設に先行してか)弥富から三重郡川越町まで8.3kmが延長
された。ジャズドリームは湾岸長島ICを降りてすぐにある。東名阪長島ICは、今はと
にかく混雑しているため、是非伊勢湾岸道路を利用されることを特にお勧めする。 
                                       
(山内豊佳)

 →ホームページに写真を掲載しています
  http://www.spacia.co.jp/Nagoya/konna/dream.htm

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− mm@spacia.co.jp へ
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・スペーシアでは、新人が6月に行う社員旅行の担当として、企画づくりから旅の幹事
 までを担当することとしています。文句の多い所員の要望をいかにまとめ、みんなが
 満足する旅を演出するか。これは、まちづくりにも通じるのではないでしょうか。
 今年の担当の新人君も悪戦苦闘している模様。今年はどんな企画が生まれる
 でしょうか。 

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 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
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