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 ◆  ■◆   ◆    ■  ■  ◆   都市研究所スペーシア
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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第42号]2002/2/11
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 460−−□

 スペーシア・メールマガジンの第42号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・「西区 ものづくり文化の道」シンポジウム
  ◆名古屋まちづくり情報◆ 
  ・「南蔵」(みなみぐら) 〜みそ・たまりをつくり続ける武豊町の蔵元〜
  ◆図書紹介◆
   ・日本のモノづくりはいつの時代も世界のお手本なんです 
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 「西区 ものづくり文化の道」シンポジウム ○

 名古屋市西区には、清洲越しの際に形成された街道の街並み、職人の技と精神から生ま
れた名古屋扇子や名古屋友禅、また、織機や織布、陶磁器などの産業が、今も残されてい
ます。
 文化資源を保存・継承するだけでなく、産業観光という形でも地域を活性化させていき
たいと、西区では、これらの資源を、観光ルートとして結ぶ「ものづくり文化の道」の検
討を、進めてきました。
 このたび、ものづくり文化拠点のひとつである産業技術記念館において、「新交流時代
における産業観光とまちづくり」と題し「ものづくり文化の道」シンポジウムを開催いた
します。職人の技や製造業といった街の資源を、商店街を始めとする地域が、いかに関わ
り、取り組んでいけるかを、考えていこうとするものです。
 是非、シンポジウムにご参加くださいませ。

       < 記 >

日時:2002年2月22日(金) 午後 2時〜
会場:産業技術記念館 大ホール 
  (名古屋市西区則武新町4-1-35 TEL052-551-6115)

【モニター事業 報告】 
  井澤 知旦     (株)都市研究所スペーシア 代表取締役 
【パネルディスカッション/90分】 午後 2:15〜3:45
 ◎コーディネーター  
 有賀  隆  氏    名古屋大学大学院工学研究科 助教授
  間瀬 裕士  氏   産業技術記念館  館長 (企業代表)
  福谷 正男  氏   (合)豆福    代表取締役 (菓子製造代表) 
  川瀬 貞男  氏   川瀬産業(株)  代表取締役 (職人代表)
ものづくり文化の道 モニター事業参加者 (市民代表)

主催:特色ある区づくり研究委員会  名古屋市西区役所まちづくり推進部

■申し込み要領  定員:150名 (参加料:無料)
お名前・団体名とともに、下記まで参加お申し込みください。
都市研究所スペーシア 山内豊佳  yamauchi@spacia.co.jp

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 「南蔵」(みなみぐら) 〜みそ・たまりをつくり続ける武豊町の蔵元〜 ○

 名鉄「知多武豊駅」には、特急を利用すれば名古屋から約30分で到着する。駅から15分
程歩くと、「南蔵」のある里中地区だ。「南蔵」は、明治5年創業のみそ・たまりの醸造
元であり、付近には他に5、6軒の醸造元があるが、かつては50軒程もあったという。周
辺は、コールタールが塗られた黒塀が、うねうねと続く細い路地に沿って並び、伝統的な
蔵元の町としての風格を醸し出している。

 「南蔵」は、今は四代目「青木弥右エ門」が受け継いでいる。5棟ある蔵には、明治や
昭和初期につくられたという巨大な杉樽が並んでおり、その眺めは圧巻だ。古い樽や蔵で
なくてはつくれないという、無添加のみそ・たまりをつくり続けている。豆みそは、機械
化された工場なら約3ヶ月で醸造するが、ここでは1〜3年の期間をかける。商品は全国
に出荷しており、天然食品の店などに置いてもらうことも多い。ホームページ上での販売
も行っている。自然食ブームに乗って、最近売り上げが伸びているそうだ。値段は豆みそ
500gで700円と安くないが、地元にもファンが多く、町から遠くに引っ越した人でわざわ
ざ注文する人もいるという。味の違いは、「わかる人にはわかる」のだという。

 岡崎の八丁味噌をはじめ、丹精込めてつくる伝統の味が見直されてきている。値段の安
さだけで量産品を選ぶのではなく、品質がよくて安全な食品を適切な値段で求める消費者
の存在が、伝統の味、そして町を守っていくのである。  (伊藤 彩子)

 →「南蔵」ホームページ http://www.minamigura.com/

 →ホームページに写真を掲載しています
http://www.spacia.co.jp/Nagoya/konna/minamigura.htm

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 ◆図書紹介◆−まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ 日本のモノづくりはいつの時代も世界のお手本なんです ○
         赤池学著(発行:潟Eェッジ)

 本書は、2001年1月4日から7月7日までの間に、東京新聞夕刊に連載された「ものづくり
の地政学」をまとめたものである。地域主義が唱えられて久しいが、地域の再生・活性化
は、以前にも増して厳しい環境にある。著者は、地域独自の人的資源や自然資源等をイン
テリジェントに循環利用した産業創出や地域創造こそ世界を一色に染めようとしたグロー
バリズムの代替案として、「21世紀もなお、モノづくり立国としての発展を企図すべき
日本は、(中略)経済第一主義に基づく地域主義とは異なる形(中略)、楽しいモノづく
りの地政学、すなわち「地製学」の可能性をさまざまに形にし、世界に提起することでは
ないだろうか」と問題提起し、54の事例を紹介する中で、日本独自の地製学の理念と可
能性を展開している。そして、最後に「20世紀の日本企業を創業した理念には、確実に
日本的価値を重んじる意識が存在したはずである。(中略)そしてモノづくりの原点が、
誰かを扶けることから始まったのだという事実を、すべからく企業人でもあり、生活者で
もある日本人たちに思い起こしてほしいと思う」と締めくくっている。

 近代都市計画は、機能純化を押し進めるあまり、家や町からモノの生産創造機能を喪失
さてきた。人は、モノを創造する動物として進化し、モノづくりと結びついた共同体を形
成してきた。地域が、モノづくりと疎遠になったことで、共同体意識の欠如や地域の「ま
つり」の荒廃等に繋がってきたともいえる。
 
 まちづくりの分野においても、「コミュニティビジネス」が注目され、「まちづくり」
と「モノづくり」の再構築が求められつつある。しかし、ビジネスという表現にあるよう
に、経済が重視される傾向にある。地域の活性化には、経済的視点は無視できないもの
の、地域が本来もっていた「モノづくり」の能力を回復し、地域の文化的価値の創造をめ
ざすことも重要である。本書は、「モノづくり現場」の事例紹介であるが、まちづくりに
関わる者にとっても興味深く読むことができる。 (浅野 泰樹)

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−mm@spacia.co.jp へ
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)
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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・今回は自宅からの発送です。なんとか忘れずに発行できそうです。

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
 〒460-0034 名古屋市中区栄5-16-14 新東陽ビル5F
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