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 ◆  ■◆   ◆    ■  ■  ◆   都市研究所スペーシア
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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第4号]2000/8/28
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 316−−□

 スペーシア・メールマガジンの第4号をお送りします。
 今回、読者の方からいただいた情報を掲載しています。こんなかたちでどんどん情報交
換がしていければと思います。皆さんからの情報もお寄せ下さい。

<内容>
  ◆まちのトピック ◆ −スペーシアに関わりのある出来事を紹介します
    (読者のみなさんから寄せられた情報も掲載いたします)
  ◆名古屋まちづくり紹介◆ −名古屋から情報発信を行います
  ◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介します
    (号によっては、図書紹介などを掲載することもあります)
  ◆読者の声◆ −今回もアンケートの中から一部を紹介します
  ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介します

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事を紹介します−
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◎ シンポジウム「総合的学習とまちづくり」 ◎

全国の小中学校での完全実施まであと1年半にせまってきた「総合的な学習の時
間」。生徒は教科書をもたず、教師から教えられるのではなく、自ら課題を見つけ、
学び、考え、問題を解決するというまったく新しいスタイルのため、1872年の学制以
来最大の教育改革との声も聞かれます。地域社会は総合的学習の重要なテーマであ
り、とりわけ学校の位置する地域で行われている「まちづくり」は、身近で生徒たち
の興味関心もひきやすいため、多くの学校で総合的学習のテーマになることが予想さ
れます。シンポジウムでは、「まちづくり」に視点をおき、実践例をまじえて総合的
学習について議論したいと思います。

日時 平成12年9月9日(土)午後2時−5時半
場所 名古屋都市センター大研修室(金山総合駅南口すぐ、金山南ビル11階)
主催 名古屋地理学会
共催 (財)名古屋都市センター
後援 名古屋市教育委員会・愛知県教育委員会

<講演予定者>
佐藤俊樹(名古屋大学教育学部附属中学校・高等学校教諭)
          「地理の学習にも生かされる“総合人間科”」
瀧田健司(名古屋市立大曽根中学校教諭)
          「まちを愛する気持ちを高める総合的な学習の指導
                 ―大曽根中学区の探検隊活動を通して―」
柴田幸夫(西尾市立西尾小学校教務主任)
          「町に親しみ、町と高め合う子どもの育成
                 ―総合的学習「町学習」と地域連携―」
鳥山欽示(西尾市中心市街地活性化事業委員長・はと屋九代目当主)
          「見て触れて感じると行動が変わる」

●入場無料 どなたの来場も歓迎します

問い合わせ先
名古屋大学文学部地理学教室内 名古屋地理学会
TEL:052-789-2236  FAX:052-789-2272
E-mail:h44608a@nucc.cc.nagoya-u.ac.jp
http://www.geogr.lit.nagoya-u.ac.jp/nagoya_geo/index.html

 〜名古屋大学岡本耕平先生からの情報です〜

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信を行います−
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○村民と村職員の協働の場「飛島むらづくり21世紀委員会」

 名古屋市の南西部に位置する海部郡飛島村では、今年度から2カ年にわたり総合計画を
策定することになっており、現在作業を進めています。計画を策定するにあたり村民の意
見を積極的に取り入れようと、村民(正確には村内在住在勤者)と村職員との協働の場で
ある「飛島むらづくり21世紀委員会」を設置し、広報によりメンバーを公募しました。
出だしは数名の応募しかありませんでしたが、締め切り間際になって応募が殺到、当初12
名の予定が18名となりました。メンバーは会社員のほか、開業医、銀行員、地方公務員、
農業・養殖業従事者、主婦など顔ぶれは様々です。

 飛島村では「まちづくり」ではなく「むらづくり」と言っています。長年、飛島村で生
活やお勤めしている方々にとっては、「むらづくり」の方が親しみがあることでしょう。
今年度は10回の委員会を開催する予定で、これまで2回開催しました。第1回目は弊社企
画室長の古池による「住民参加の村づくり」、第2回目は国立身体障害者リハビリテー
ションセンター研究所研究員の安梅先生により「飛島日本一健康長寿実現への今後の展
開」の講義を行い、意見交換をしました。意見交換では村民のパワーに村職員が圧倒され
がちでした。今後は3つの分科会に分かれ、ワークショップや視察会などを通じて議論を
深める予定であり、飛島村のこれからの「むらづくり」がどのように行われるかとても楽
しみです。(加藤)

→ホームページに写真を掲載しています。
   http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/tobisima.htm

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 ◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介します−  
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○ パティオ池鯉鮒 知立市文化会館 見学会 ○

 平成12年7月25日、知立市に「パティオ池鯉鮒」(知立市文化会館)がオープンし
ました。名前のパティオとはスペイン語で「中庭」のことで、この文化会館では「泉のパ
ティオ」「緑のパティオ」等、様々な中庭が造られ、それらを回遊しながら施設をめぐる
ことができます。また「池鯉鮒(ちりゅう)」とは「知立」の古い書き方だそうで、溜池
の多い土地柄を示しています。この文化会館でも「水のパティオ」が造られ、池に面して
大ホールが建てられています。
 この文化会館の目玉は客席数最大1004人の大ホール「かきつばたホール」です。この
ホールの特徴は可動式の音響反射板を備えている点で、演劇から本格的なオーケストラの
コンサートまで、多目的に施設を変化させることができます。また、このホールは外観が
そうであるように内部も円形をしています。円形のホールというのは音響的には大変悪い
形となるのですが、このホールの場合、仕上げと躯体で形を変えていて、見た目は美しい
真円形で、しかも音響的にも優れた性能を持たせているそうです。

 さて、こうした地方の大ホールは、よほど管理・運営に力を入れないと宝の持ち腐れに
なりかねないといわれます。私は設計者の日々の苦労を知る立場として、「パティオ池鯉
鮒」がそうならないような運用がされることを願っています。またこうした施設が税金の
無駄と言われないためには、市にとって、市民にとって本当に必要な施設は何かを、市民
や設計者等を含めて議論しながら造っていけるシステムが必要だと思います。 
                           (堀内)

 →日本設計ホームページ(パティオ池鯉鮒の簡単なCG動画が見られます。)
   http://www.nihonsekkei.co.jp/

 →「パティオ池鯉鮒」 知立市文化会館のホームページ
   http://www.city.chiryu.aichi.jp/patio.html

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 ◆読者の声◆ −今回もアンケートの中から一部紹介します−
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○ メールマガジンに対するご意見 ○

・報告書とは違う文章で、顔のわからない皆さんにも
 読んでもらいたくて、発信するのは、思う以上に大変なことと思います。
 でも、忘れた頃にやってくるREや、なんだか温かいお便りなど
 書いてて良かった・・・と、実感することもありますよ。
 最近は、iモードのMMもあって、情報というより
 ささやき型のコミュニケーションが進みだしました。
 童謡のような、たわいもない内緒話。フーン、でもいいね。
 和み系というか、癒し系というか、デジタルな配信の中で
 文字という泥臭いアナログなものが、活躍をする。摩訶不思議なことですが
 面白くもあります。
 そんなわけで、温かいお話を楽しみにしています。
 →という温かいご意見をいただきました。と、これはスペーシアのみんなにこそ
  伝えたくで掲載させていただきました。温かい話しをみんなで書けるようにし
  ていきたいものです。

・やっぱり誰がつくってるか見えてくるのがいいです。
 肌触りの良さとか、薫りの楽しみとか・・・そんなのも感じられるといいです。
 →今はまだ見えていないというところでしょうか。少しずつでもやっていければ
   と思います。

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○ ホームページに対する期待等 ○

・まちづくりに関するイベントや講演会などのお知らせ(結果ではなく募集の形で)
をホームページにのせてほしい。(スペーシアさんのホームページへアクセスす
る人はまちづくりに関心のあるひとが多いと思われるし・・・)
 →そこまでできればいいのですが、なかなか情報を集めて整理するのが大変です。
  まちづくりに関するイベントや講演会の情報を掲載してくれているホームページに
  「あいち☆すまい・まちづくり情報広場」というのがありますので、このホームペー
  ジも活用してやって下さい。ちなみに、私(石田)も運営スタッフの一員として参加
  しています。
   http://www.smile-aichi.or.jp/

・愛知県出身なので、名古屋の最近の様子というのはとても気になります。
 今の名古屋が、リアルに分かるような内容を期待します。
 →全国にいる「ふるさと名古屋人」の方にも関心を持ってみていただいているので
  すね。「今の名古屋をリアル」に伝えるのは至難の技ですが、少しでもご期待に
  添えるようにしたいと思います。  

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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介します−
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・前号で紹介した「自治体ホームページ・まちづくりランキング」が試案の段階にも係わ
 らず、読売新聞から取材を受けました。おかげで少しアクセス数も増えましたが、問
 題は、まだ中身が不十分なところです。上位5市と番外2市についてコメントしたので
 すが、他24市の評価も検討してほしいというご意見もいただきました。作成を担当
 されている方からのご意見もいただけたらと思います。よろしくお願いします。
    http://www.spacia.co.jp/hp-rank/

・美濃リ食器のモニター募集は、大多数の方からのご応募を頂いて、8月20日を持っ
 て、締め切りました。ただいま、産地のメンバーが厳正なる選考を行っています。ま
 た、ホームページも今後、充実を図る予定です。ご協力ありがとうございました。

・ホームページのアクセス数が8月20日前後に急に増えだしました。誰かが宣伝でも
 して下さったのでしょうか。アンケートの回答も20を超えました。ありがとうござい
ます。一部で好評の「VOWスペーシア編」、今回は海外編3編を一挙掲載中です。
   創立10周年アンケート  http://www.spacia.co.jp/ANK.htm
   VOWスペーシア編  http://www.spacia.co.jp/TOPIC.htm#D 

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきたいと思います。
◎複数のメールマガジンが届いてしまった方はごめんなさい。ご連絡いただければ
 アドレスを整理させていただきますので、よろしくお願いいたします。
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。今後の送信はとりや
 めさせていただきます。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
 〒460-0034 名古屋市中区栄5-16-14 新東陽ビル5F
  TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
   URL http://www.spacia.co.jp/
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