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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第38号]2001/12/17
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 463−−□

 スペーシア・メールマガジンの第38号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・日本建築学会東海支部講演会 「日本の住まいの20世紀から引き継ぐもの」
  ◆名古屋施設紹介◆ 
  ・半田市 紅茶専門館 T’s CAFE(ティーズカフェ)  
  ◆視察レポート◆
   ・せんだいメディアテーク
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 日本建築学会東海支部講演会 ○
  「日本の住まいの20世紀から引き継ぐもの」

 ●講 演「映像で見る日本の住まいの20世紀
         −西山卯三の10万点の写真アーカイブスから−」 
         松本滋(姫路工業大学環境人間学部・教授)
 ●対 談 「すまいとまちの過去・現在・未来」
         松本滋+佐藤圭二(中部大学工学部・教授)

日 時:2002年1月12日(土)午後1時30分〜4時30分
場 所:名古屋都市センター研修室
申込先:参加者全員の氏名及び所属・連絡先を書いて、ハガキかFAXで下記までお申
      し込み下さい。
     (社)日本建築学会東海支部
     〒 460-0008 名古屋市中区栄4-3-26 昭和ビル5階/FAX :052-261-0251
締 切:12 月27 日(木)必着

 〜スペーシア 石田〜

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 半田市 紅茶専門館 T’s CAFE(ティーズカフェ)  ○

 既に行かれた方もいらっしゃるかと思いますが、紅茶専門館 T’s CAFEを紹介させて
頂きます。ここは街づくり会社(TMO)である(株)タウンマネージメント半田が中心市
街地活性化事業の一環として運営しています。既にオープンから3ヶ月が経過。オープン
当時の多数の取材や来訪者も一段落し、建物の内外ともとても落ち着いた雰囲気なので、
今が訪れ時かもしれません(イルミネーションがあるので特に夕暮れ時がおすすめ!)

 この建物は、1911年に地元の旧家が建てた別荘を、戦後は家政専門学校(桐華学園本
館)の校舎として使用していました。イギリス・チューダー様式の木造2階建てで、内装
は当時のまま残されており、1976年には知多半島唯一の国重要文化財に指定されていま
す。専門学校自身は隣接するビルに移転しており、時代の移り変わりも感じることができ
ます。

 オープン当時は残暑が残る頃にもかかわらず、クーラーがなく大変だったと聞きました
が、先日訪れたところ暖房機器が完備され快適でした。カップル、女性同士のみならず、
男性同士で訪れても大丈夫ですよ。  (加藤 達志)

→T’s CAFEの概要などタウンマネージメント半田のHP
  http://www.tmo-handa.co.jp/     

→ホームページに写真を掲載しています
  http://www.spacia.co.jp/Nagoya/konna/tscafe.htm

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 ◆視察レポート◆−まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ せんだいメディアテーク ○

 2001年1月、ここ数年建築界の話題をさらっていた「せんだいメディアテーク(以下
SMT)」が出来上がった。10月の末にこの建物を訪れたが、その時、私が昨年お手伝いを
させていただいた市民参加による駅前施設検討のワークショップのことを思い出した。そ
のワークショップでの議論の大半は、「市民は駅前にどんな目的でやってくるのか。」
「その目的を果たすにはどんな機能が必要か。」「その機能を満たす施設はどんなものな
のか。」というものだった。公共施設として、市民の要望を聞き、その要望にあわせた施
設計画を行うことは理にかなったことと思える。しかし、ここに市民参加という言葉の落
とし穴がある。市民参加の会合とは言え、出席できる人は数十人が限度であり、会議で語
られることは、多くの市民はこういったものを求めているだろうという想定である。こう
した状況の中から限定された目的や機能は、はたして市民が求めたものなのか。

 こうした疑問に対し、答えの片鱗を見せてくれたのがSMTである。SMTには施設がオープ
ンした現在でも具体的な目的や機能は明確になっていない。しかし、それが存在できるの
は市民が「自発的で知的な好奇心」を持っていることにある。人間が自然に抱く知的好奇
心に対し、それをできるだけ自由に満たすためにはSMTはどんなサポートができるのか。
これがこの施設のメインテーマとなっている。これだけの巨大な施設であえて目的や機能
を流動的とし、利用者自らがその使い方を見出していける仕掛けを造るということは大変
な困難を要したであろう。

 この建物は、これからの公共施設はどうあるべきかという問題に真剣に取り組み、それ
を実際に形にした先駆的な事例であり、今後、多くのものづくり、ことづくりに対して、
大きな影響を与える力を持っている。
 最後にSMTを見た感想を一言でいうと「仙台市民がうらやましい」ということであっ
た。  (堀内)

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−mm@spacia.co.jp へ
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・年末年始の休業は12/28〜1/6。今年は曜日の巡り合わせから年始はじまりは1/7
 となります。よろしくお願いします。

・また、発送が1日遅れてしまいました。原稿は準備してあったのに。おかげで、今朝
 の新聞記事で夢塾21の中部未来創造大賞の特別賞の受賞が掲載されており、ここ
 にも書くことができました。稲荷公園の整備に続く、新たな取り組みも具体化してい
 ます。このメールマガジンでも紹介させていただきたいと思っています。

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
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