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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第27号]2001/7/16
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 413−−□

 スペーシア・メールマガジンの第27号をお送りします。
 昨年7月17日に創刊号を発行してから1年。隔週発行は記事がなくて困ったこともあり
ましたが、皆さんからの情報提供もいただき、何とか発行を続けることができました。配
信数も265から413に増えました。こちらから一方的に送付している方が多いので、どれ
だけ読んでいただいているかわかりませんが、名古屋からの情報発信とまちづくりのネッ
トワーク形成に少しでも役立てればと願っています。
 今後ともよろしくお願いします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・野外活動研究会「ミュージアム・ボックス」展 
   ・第3回夢かなえ隊〜まちづくり子どもサミット〜「まちづくりゲーム」
  ◆名古屋まちづくり情報◆ 
  ・商店街の空き店舗に「EXPO市民サロン」がオープン!   
  ◆おもしろ施設◆
   ・名古屋の透明建築   
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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◎ 野外活動研究会「ミュージアム・ボックス」展 ◎ 

 名古屋「野外活動研究会」では7月4日 から、千種のゾーンギャラリーで「ミュージ
アム・ボックス展」を開催しています。 日ごろのマチ歩き(フィールドワーク)で見つ
けたもの を、それぞれのテーマで箱に詰めて移動可能(モバイル 型)な博物館を作って
います。今回は、これまでロフト などで展示したものの中から選んで展示しました。
 第一展示室には「軒下ミュージアム」に関連する作品を特集しています。「軒下ミュー
ジアム」は、人々の生活を軒下に置いてあるモノの観察・記録から探ろうという試みで
す。
 皆さん方プロのソフィスケートされた手法にはおよびませんが、それだけにナマな生活
の息吹が感じられるので はないかと思います。ぜひ、ご高覧下さい。7月29日まで。22
日(日)午後2時30分からシンポジウムを開きます。

 〜名古屋芸術大学の佐藤英治先生から情報提供いただきました〜
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◎ 第3回夢かなえ隊〜まちづくり子どもサミット〜「まちづくりゲーム」 ◎

子どもたちといっしょに、未来のまちづくりについて夢を語りあい、自分たちのまち
について再認識しながら、今後のまちづくりに参加できる第一歩を踏み出してみたい
と思います。ここではあるルールにしたがって、自分の住んでみたい家の模型を作り
ます。その後、住宅模型をもちよってまちづくりをします。名古屋市内の小学校5、
6年生のこどもたち約30人が参加します。子ども心にかえって、あなたも参加してみ
ませんか?自分の住んで見たい家や、みんなと一緒に住むまちの模型を作りながら、
まちづくりを考える「まちづくりゲーム」を楽しんでみませんか?
 主催:名古屋青年会議所、
 ファシリテーター:鈴木賢一(名古屋市立大学芸術工学部)

1)スケジュール
7月27日(金)、28日(土)、29日(日)の3日間、毎日10:00〜17:00まで(予定)
■7月27日
まちづくりゲームのルールの説明(当日発表)、まちづくりゲームの準備、自分の住
みたい家の構想とスケッチ
■7月28日
自分の住みたい家の1/50模型を制作します
■7月29日
住宅模型をもちよって8m×8mのまちの模型を制作します

2)会場
名古屋市立大学芸術工学部 芸術工学棟M101教室

3)参加資格
まちづくりに興味のある大学生や社会人。
小学校5、6年生のこどもたち約30人も参加します。
ただし、全日程に参加可能な方とします。

4)参加費など
無料

5)申し込み葉書、FAX、E-mailのいずれかの方法で氏名、年齢、住所、電話番号,E-
mailを明記し、7月20日までに、下記までお申し込みください。応募多数で参加をお
断りする場合にのみ後日連絡いたします。

6)申し込み・問い合せ先〒464-0083 名古屋市千種区北千種2-1-10 名古屋市立大
学芸術工学部 鈴木賢一、TEL:052-721-5266(直通)、 FAX:052-721-3110、
E-mail:ken@sda.nagoya-cu.ac.jp

7)その他
当日制作の模型は、8月4日(土)名古屋国際会議場で開催される第12回夢いちばの
会場に展示されます。同日15:15〜16:25まちづくり子どもサミットのシンポジウム開催

 〜名古屋市立大学鈴木賢一先生から情報提供いただきました〜

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 商店街の空き店舗に「EXPO市民サロン」がオープン! ○

2005年日本国際博覧会推進瀬戸地区協議会(※)は、博覧会に関する情報提供の場、
市民や市民団体の方々の交流の場として、平成13年6月23日(土)、瀬戸市銀座通り
商店街に「EXPO市民サロン」をオープンしました。これまでは商工会議所のすぐ横に
地区協議会の事務所があったのですが、より多くの人に利用してもらおうと商店街の中に
移転しました。
「EXPO市民サロン」では、博覧会のPRに留まらず、瀬戸市の観光やまちづくりの情報
提供、インターネットの無料体験、会議スペースの無料貸し出し(博覧会を推進する市民
団体に限る)など、博覧会開催に向けた市民の方々の活動拠点、交流の場としての利用す
ることができます。
現在、やる気に満ちた3名の若手スタッフで対応しています。オープンから間もないので
すが、既に商店街の人たちと妙に?溶け込んでいるのが印象的でした。当サロンは、中心
市街地活性化を推進する瀬戸まちづくり株式会社が実施している空き店舗対策事業を活用
しており、まちなかのにぎわいの拠点としての役割も期待できそうです。

○場所:銀座通り商店街内(瀬戸市朝日町7番地)
○利用時間:午前10時から午後6時半
○定休日:毎週水曜日及び年末年始

 ※ :2005年国際博覧会の成功と地域活性化を図るための推進活動を行うことを
   目的とした団体で、地元企業や組織を中心とした144の会員から構成されて
    います。                       
                              (加藤 達志)

→ホームページに写真を掲載しています
  http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/expo-simin.htm

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 ◆おもしろ施設◆−まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ 名古屋の透明建築 ○

 近年の建築界では「透明」というキーワードをよく聞く。建築に限らず、iMacでブレイ
クしたスケルトンブームや、ガラス張りの知事室に象徴される「透明な政治」など、様々
な分野で透明性が大きな価値基準となってきている。
 さて、名古屋でもここ数年、すぐれた「透明建築」が造られてきた。ミラーガラスなど
で全面をガラス張りにした建築はいくらでもあるが、ここで言う「透明建築」は少し違
う。例をあげると栄の「LOUIS VUITTON」(これが出来たときは「ついに名古屋でも流行
の最先端を行く建築を造ってくれた!」となぜかうれしかった)、大津通りの「OPAQUE
(オパキューではなくオペークと読むらしい)」、名駅の「オンワード」、伏見に近々完
成する名古屋商科大学の大学院棟などである。これらに共通するのは外壁のガラスの内側
に、少し空間を隔ててさらに壁を造るダブルスキン構造を採用していることである。この
ダブルスキンの隙間空間がぼんやりとした奥行きを感じさせ、幻想的な透明感を創り出し
ている。
 建築家が透明性を追求するのは、単にこうした表層の美しさを表現するためではなく、
パラダイムが大きく変化しつつある現代社会に対応した、新しいコンセプトによる建築空
間の創造を探求した結果であり、今後もこうした「透明建築」が増えていくだろう。
「透明建築」は特に夜の表情が美しい。都市の雑踏の中に光のボイドが浮かび上がり、立
体的なコラージュのように周囲とは異質な空間の存在を意識させる。しかしそれは言い換
えるなら排他的な独自性の美しさであり、まちに「透明建築」が増えれば増えるほどその
魅力を失って行くのである。これは近代建築の本質の1つであり、近代を基盤にした現代
の建築によるまちづくりが困難であることを物語っている。
 夜は光も少ない名駅南の倉庫街に「オンワード」がにじむような光を放ち闇に際立つ様
は、「透明建築」の旬を象徴している。       (堀内研自)

→ホームページに写真を掲載しています
  http://www.spacia.co.jp/Topic/sisetu/toumei.htm

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−mm@spacia.co.jp へ
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・「農」「食」をキーワードに「まちづくり」を考える・・・
 そんなフォーラムが7月20日に中区役所で開催されます。

 まちでチラシを見かけて、
 ちょっとおもしろそうだったので、
 こちらにもお知らせします。

 「緑の農地はまちの宝だ!」をテーマに、
 愛知県だけでなく、岐阜県からも事例発表があるようです。
 たまたま「農」が切り口になっているというだけで、
 「ボランティア」「市民の生き甲斐づくり」「緑をつくり、そだてる」などは
 立派な「まちづくり」だと思うのです。
 逆に、いままで、この視点がかけていたのではないかな、
 という思いも、実はチラシを読んで思ったのでした・・・。

 こちらのメールマガジンの趣旨とは少し違うのかもしれませんが、
 とりあげてみてはいかがでしょう?    
                     いわむ。

→情報提供ありがとうございます。私はこのフォーラムのことは知りませんでした。
 残念ながらすでに予定があり、参加できません。参加された方のご感想なども
 送っていただけたらと思います。
 (なお、この情報は「まちのトピック」でとりあげてもよい内容だと思ったのですが、
  時間など詳しいことがわからなかったので、ここで紹介させていただきました)

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・来年度の研究員募集に9名の応募がありました。口コミとHPでの募集だけでこんな
 に応募があるとは意外でした。先日のTVの報道では従業員100人以下の企業で
 来年社員を採用するところは3割とか。現在、小論文を書いてもらっています。みんな
 一生懸命書いてもらっていることと思いますが、採用できるのは1名だけ。どんな人材
 がいるのか楽しみでもあります。

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
   メールマガジン投稿用アドレス mm@spacia.co.jp
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
   http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
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