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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第22号]2001/5/7
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 389−−□

  スペーシア・メールマガジンの第22号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック ◆ 
    ・JDAF(ジャパン・デジタル・アニメーション・フェスティバル)2001開催
   ・「不動産の有効活用とプロジェクトファイナンス」 シンポジウムの開催   
  ◆視察レポート◆
    ・太山寺塔頭・龍象院の再生 
  ◆図書紹介◆
    ・Q&Aマンション管理適正化法 
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ JDAF(ジャパン・デジタル・アニメーション・フェスティバル)2001開催 ○
           各プログラムへの参加者募集中!

平成13年5月18日(金)・19日(土)の2日間にわたり、ジャパン・デジタル
・アニメーション・フェスティバル2001をナディアパークで開催致します。
各プログラムの参加者募集中。(一部イベントを除き無料・事前登録要)
   http://www.jdaf.gr.jp

◆日時/平成13年5月18日(金)・19日(土)
◆会場/ナディアパーク・3Fデザインホール(名古屋市中区栄3-18-1)

5月18日(金) 
●11:30〜15:00 
  デジタルコンテンツ・ビジネスセミナー(定員500名、料金3,000円・申込要)
 ○オープニングキーノートスピーチ
  講師:東京大学大学院新領域創成科学研究科助教授/浜野保樹氏
 (1)アニメキャラクタービジネス戦略
  講師:東映アニメーション株式会社 社長室参与/山口康男氏
 (2)コンテンツビジネスの成長性
  講師:株式会社富士銀行 ニュービジネス支援室部長代理/逸見圭朗氏
 (3)デジタルコンテンツのネット配信ビジネス
  講師:NTTドコモ モバイルマルチメディアビジネス部担当部長/森田耕司氏
●15:30〜18:30 
  公開ワークショップ  (一般参加者は定員500名、無料・申込要)
  (1) トム・シート塾 (15:30〜17:30)
  (2) 押井・石川塾  (17:30〜18:30)
  ※別途ワークショップ塾生募集中。詳しくはホームページをご覧下さい。
●15:30〜18:30  
  クリエーター・プレゼンテーション (別会場、非公開)
  ※別途プレゼンター募集中。詳しくはホームページをご覧下さい。

5月19日(土) 
●13:00〜15:00 
  デジタルアニメーション・コンペティション公開審査 
   (定員500名、無料・申込要)
●15:30〜16:30 
  アニメーション上映会「 BLOOD THE LAST VAMPIRE 」 
   (定員500名、無料・申込要)   
●17:00〜18:00
  デジタルアニメーション・コンペティション授賞式 
   (定員500名、無料・事前申込要)  

****************** 申 込 方 法  *********************
参加希望イベント名と住所、氏名、年齢、電話番号、E-Mailをご記入のうえ、
FAXまたは郵送またはE-Mailでお申込み下さい。
【宛 先】 
〒460-8422 名古屋市中区栄2-10-19 名古屋商工会議所内
          JDAF実行委員会事務局 宛
 TEL:052-218-1013  FAX:052-231-6767  E-Mail:info@jdaf.gr.jp
【締切り】 平成13年5月11日(金)

詳しくはJDAFのホームページをご覧下さい。 http://www.jdaf.gr.jp  

〜名古屋商工会議所 奥田さんからの情報です〜

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○ 第3回中部都市フォーラム・アール ○
「不動産の有効活用とプロジェクトファイナンス」 シンポジウムの開催

 都市の再編と活性化に向けて、民間活力の有効な活用手段の一つとして、
「特定目的会社(SPC)」「PFI」などが注目を集めています。中部圏での
プロジェクトファイナンスを中心とする新しい事業フレームの可能性、その展開
方法等について検討するシンポジウムを開催いたします。ぜひご参加ください。

○日 時:平成13年5月24日(木)午後1時30分〜午後4時30分
○場 所:名古屋都市センター大研修室(金山南ビル11階)
       名古屋市中区金山町1−1−1 TEL.052-678-2200 
○基調講演: 佐藤 一雄 鰍rATAS INTEGRATE 代表取締役社長
            (不動産シンジケーション協議会前専務理事)
○パネルディスカッション
  コーディネーター 佐藤 一雄
  パネリスト     梅田 次郎(三重県総合企画局理事兼政策開発研修センター所
                     長)
             小倉  敏(東急不動産且綜Y活用事業本部資産運用部統括
                     部長)
             片山 剛敏(大和証券SMBC潟Xトラクチャード・ファイ
                     ナンス部次長)
             滝田 克彦(鰍おぞら銀行営業第五部長)
             南部 裕一(都市基盤整備公団中部支社長)
○主 催:都市基盤整備公団中部支社
○申込方法:氏名、所属、住所、電話番号、FAX番号をご記入の上、
yamauchi@spacia.co.jp
        までお願いいたします。
        事務局:都市研究所スペーシア(担当:加藤、山内) 
○入場無料

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 ◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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◎ 太山寺塔頭・龍象院の再生 ◎
−神戸芸術工科大学・齊木崇人研究室の取り組み−

 太山寺は神戸市須磨区伊川谷にある神戸市内で唯一の国宝建築物で、8世紀初頭に建造
したと伝えられる歴史ある寺院である。江戸末期に描かれた絵図を見るとたいへん栄えた
様子がうかがえ、最盛期には周囲に41もの塔頭(小寺院)を構え、一大法城の観を呈し
ていたといわれる。しかし、その後太山寺塔頭は衰退し、現在ではわずか4つの院を残す
のみとなり歴史的な景観の存続にはこの塔頭の保存・再生が重要となってきていた。特に
今回再生された龍象院は茅葺屋根であり、風景の形成において重要なアクセントとなって
いた。

 こうした状況の中、神戸芸術工科大学・齊木崇人研究室では齊木教授を中心に10年ほ
ど前から太山寺周辺の整備を目的に調査研究を行っており、一昨年、ひとつの大きな成果
として龍象院の再生が完了した。

 この建物の再生でユニークな試みは、「茅テックコミュニティ」と呼ばれる茅葺き民家
の屋根材ストック方法の開発である。茅葺き民家の保存の問題点は、ひとつに屋根材料で
ある茅の調達が困難であるという点があげられる。元来、茅葺き民家を建設する集落で
は、茅場と呼ばれる茅の生産地を共同で持っており、継続的なストックにより、集落の建
物の補修がなされてきた。しかし、現在ではそうした場所を、特に都市近郊で維持するの
は不可能である。そこで、齊木研究室では神戸エコアップ研究会とともに、ニュータウン
の法面に繁茂する茅を刈り取り、ストックするシステム考案し、すでに10年近く、毎年
2月に、ニュータウンに生活する市民とともに茅刈りを続けてきた。そこで蓄積された茅
が今回の龍象院の屋根材料として使用されているそうである。

 齊木研究室では、龍象院再生の他に「安養院庭園復元・庫裏建造」「太山寺周辺サイン
計画」「五芝園展望台整備」等のプロジェクトも行っており、それらもほぼ完成し太山寺
整備はようやく落ち着いたといえる。

 神戸というと港街のイメージが強いが、実は市内には1200棟もの茅葺き民家が存在
しており、すばらしい山村風景が多く残っている地域でもある。特に今回紹介した太山寺
は歴史的な景観をよく残した、知られざる名所であり、一度訪ねてみることをお勧めす
る。(堀内 研自)

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 ◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ Q&Aマンション管理適正化法 〇
  マンション管理適正化研究会編著/大成出版社

 近年、分譲マンションを取巻く環境は大きく変化してきている。平成7年の淡路・阪神
大震災での建物の倒壊等による建替問題に始まり、昭和40年代に建設されてきたマンショ
ンの老朽化への対応等がある。さらに、これまで管理会社にお任せで行われてきた日常的
な管理についても所有者が積極的に関与するケースが見られる。地価の低水準等から現在
でもマンション供給は盛んであるが、購入者はその価格のみならず購入段階からマンショ
ンの管理についても注目し始めている。

 そうした中、昨年『マンションの管理の適正化の推進に関する法律(平成12年法律第
149号、以下、「マンション管理適正化法」という。)』が制定された。このマンション
管理適正化法は、多数の区分所有者が居住するマンションの重要性が増大していることか
らマンション管理の適正化を推進するための措置を講ずることにより、マンションにおけ
る良好な居住環境の確保を図り、国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与する
ことを目的とされている(マンション管理適正化法第1条(目的)一部抜粋)。

 本書は、これまで民間主導で行われてきたマンション管理について法律の制定という形
で行政が関与しなければならなくなった背景やその意義及び概要を示している。さらに、
マンション管理適正化法に関するQ&Aによりその内容を解説している。

 マンション管理適正化法は制定されたばかりの法律であるが、本書は、マンションの所
有者及び管理業者双方がこの法律の趣旨や内容を理解する上で参考になるものと思われ
る。私自身マンションに住み管理組合役員を経験し、その管理の重要性や難しさ、所有者
一人ひとりの意識向上の必要性を痛感している者の一人であり、本書を今後も適正な管理
を図るための参考文献の一冊に加えたいと思う。  (村井亮治)

→ホームページに表紙の写真を掲載しています 
 http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/q-a-man.htm

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−mm@spacia.co.jp へ
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・新しい年度になりましたが、なかなか年度末が終わりません。連休があるとさすがに
 そこに予定は入りませんが、おかげで連休の前後は打ち合わせが集中。連休がある
 のも善し悪しです?

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
   メールマガジン投稿用アドレス mm@spacia.co.jp
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
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