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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第207号]2008/6/9
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 715−−□

 スペーシア・メールマガジンの第207号をお送りします。
  名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・磨け人間力!『かちがわ大學』いよいよ開校!
  ◆名古屋まちづくり情報◆
   ・大須301ビルの新たな展開
   ・大山田第一公園〜災害対応と環境共生によって特色を出した公園〜
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆

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  ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 磨け人間力!『かちがわ大學』いよいよ開校! ○

   成功したけりゃ勝川に来い!そして、俺の話を聴け!!
                       学長 毛利京申
〜「成功」の反対語は「失敗」ではない!それは「無行動」である!!!〜
〜成功する者は、何度も失敗を重ね辛酸を舐めても成功するまで行動し続けるものだ。〜

  「勝川」という地名は、かの徳川家康が、小牧・長久手の戦いにおいて、小牧山をあと
に長久手に向かう途中に立ち寄った竜源寺(大清寺)にて、この戦に勝利したことから
「ひじょうに縁起の良い場所だ!!!」と絶賛したことに由来しています。先人達の努力を
脈々と受け継ぎ、今も尚、春日井の西の玄関として発展し続けている。
  そんな『縁起の良い街・勝川』であなたも人生の新しい一歩を踏み出しませんか!!
  「勝川で創業・起業すれば、必ず成功する。」「勝川で学べば、必ず幸せになる。」
  私達が目指す「かちがわ大學」のスローガンです。

コンセプト  『人間力』を高めること
メインテーマ  勝川商店街及び春日井市発展を目的とした起業・二次創業・経営・女性
          創業支援を目指す生涯学習

開校日  第1回 6月26日(木)午後7時〜9時 メンタルマネージメント
       第2回 7月 8日(火)午後7時〜9時 不可能は行動で可能になる
       第3回 7月28日(月)午後7時〜9時 売上を伸ばす経営戦略
        尚、第4回、5回、6回目の開校日及び講義内容は7月8日
        に発表致します。

場所   春日井市JR勝川駅前 パレッタ2F会議室(スーパー山彦2F)
募集人員   各回とも先着40名
受講料  ? 1講義につき金500円
企画・運営   勝川駅前通商店街(振) 勝川駅東商店街(振) 勝川駅西発展会
申込み及び   かちがわ大学事務局(勝川駅前通商店街振興組合)
問い合わせ先  Tel 0568-31-9282 fax 0568-33-4533 mail info@o-cobo.com

〜勝川の水野隆さんから情報提供いただきました〜

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  ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 大須301ビルの新たな展開 ○

  名古屋市初の組合施行の市街地再開発事業で「中華街」整備などにより話題を呼び、
華々しく開業した大須301ビルは、5年目を迎え、空店舗などの増加・賃料の下落などに
より厳しい経営環境に陥っている。
  オープン当初から301の商業施設は、大須商店街と同様に、営業権利者と新たに出店し
たテナントから構成される店主会の主体的な商業運営に期待された。しかし、多様な業種
や価値観の違う営業者の集合体は、商業運営のノウハウもなく、テナント会が依頼したコ
ンサルタントやイベント会社に頼らざるを得なく、ある意味他人任せの販促活動や環境整
備を展開したが、集客力の維持は図れず、徐々に客離れを生ずる結果となった。

  そこで、5年目を迎えるにあたり、店主会の総会において、店主会を改組し、今後の商
業運営については、従前権利者の出資する不動産運用会社である大須商業開発(株)が商業
ディベロッパーとして、本来の役割を果たすことの必要性を確認した。会社も商業運営の
ノウハウがなく、4年間で経営体力を消耗していることから、リニューアル等を含めた抜
本的な改善・整備が困難であり、即効的な効果が期待できないことから、今後は単なる販
促活動にとどまらず、地域貢献イベントにより徐々に集客力の回復をめざす事業計画もあ
わせて承認された。
  その第一弾として、301ビルのメディカルプロムナードに出店している薬局や商業・業
務床のテナントの協力及び会社役員等のネットワークを活用し、父の日である6月15日
(日)をメインに5日間にわたる「健康フェア」を実施する。また、夏のイベントにあ
わせ、名古屋周辺の芸大との連携により、「大須」をテーマに、ビル内の壁を利用した壁
画コンテストや「うちわ」デザインコンテストも実施する。こうした地域貢献イベント
は、毎年継続し、徐々にネットワークを広げることにより、単に301ビルのイベントでは
なく大須のイベントに発展させていくことを目標としている。
  その他にも消費者参加型のイベントの計画もあり、従前権利者が主体的にテナントの協
力を得て活動しようとする試みは、これまでと違う展開になろう。大須商人が主体となっ
て「大道町人まつり」をはじめ、多くの人々のネットワークと協力を得て多様な活動をし
たことにより、大須商店街が衰退から脱却し、全国有数の商店街に生まれ変わったよう
に、大須301ビルがその精神を受け継ぎ、再生されることを期待したい。(浅野泰樹)

  →6/11〜15に開催される「健康フェア」のちらしが下記にあります。
   http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/2008/osu/tirasi.pdf
  →ホームページに壁画コンテスト、うちわコンテストのポスターを紹介しています。
   http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/2008/osu/index.html
  →大須301ビルHP:http://www.osu301.com/index2.html

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●??? 大山田第一公園〜災害対応と環境共生によって特色を出した公園〜(桑名市)

  大山田第一公園は、平成20年4月15日に桑名市大山田ニュータウン内の陽だまりの丘に
オープンした、面積18,765uの近隣公園である。大山田ニュータウンは、都市再生機構
(以下都市機構)によって建設が進められてきた地区であり、そのうち陽だまりの丘は平
成5年度から土地区画整理事業が始められ、平成12年から一部入居が始まっている新しい
街である。昭和40年代後半に開発された大山田地区のすぐ北側の丘陵地に位置する。
  大山田第一公園の計画にあたり、都市機構では平成16年度、地区住民が参加するワーク
ショップを開催しており、弊社がそのお手伝いをしている。ワークショップでは、近隣公
園と、公園に接続する緑道、緑道に接続する街区公園の計画づくりを一体的に行った。
  ワークショップにおいて、住民らが近隣公園のコンセプトとして掲げたのが「災害時に
対応できる機能を持つ」ということであり、それに対応して、水道が止まった場合にも利
用できるマンホール直結型の「災害対策トイレ」、災害時にはかまどとして使える「防災
対策ベンチ」、40立米の耐震貯水槽などが設置された。
  災害時利用に加え、もうひとつ重視した点が、環境との共生である。まず、地形である
が、もともとあった雑木林の山をそのまま残した結果、平地部分が山の北側、南側の2箇
所に分かれた。そして、北側の比較的小さなエリアは既存の桜を生かしたお花見広場と
し、子どもの遊具、健康遊具などを設置した。そして、南側の広いエリアは樹木を中心と
したシンプルな空間として芝生広場を中心に、イベントや軽スポーツなどを楽しめる場所
とした。そして、山の中に通り抜けられる小径をつくり、山と平地が一体となった、変化
に富んだ空間を作り出した。山の上からは芝生広場を見下ろすことができ、爽快な眺めで
ある。
  また、国土交通省の「環境共生住宅市街地モデル事業」を導入し、風力・太陽光兼用型
照明灯の設置(2基)、リサイクル素材で作られたベンチの設置、様々な種類の植栽など
を行った。小さな空間にもきちんと植栽が施され、全体的に緑豊かな印象である。ワーク
ショップでは、シンボルツリーの候補として、ナンジャモンジャとクスノキが挙げられて
いたが、最終的にシンボルツリーはクスノキとなり、ナンジャモンジャも近くに3本植え
られた。
  平成20年6月1日には、桑名市、都市機構の共催により、地域住民に対する公園の説明
会が実施された。ワークショップ開催時には最大でも住民参加者は16名であったが、今回
は約40名が集まり、都市機構の担当者の方も「予想以上の盛況。中国の大地震の後で、世
間の災害に対する関心も高く、タイムリーな企画だった」と言われていた。一方で、公園
の計画づくりに対する関心は低いが、実際に出来た公園には行ってみようと思う方が多い
ということも意味していると思われ、参加意欲を高めるワークショップ開催の工夫が必要
であると感じた。説明会では、「災害対策トイレ」の周辺の覆いの組み立て、耐震貯水槽
の水の試飲などを行い、住民の方々から熱心な質問が相次いだという。
  ワークショップによって基本計画がつくられた後、丁寧に細部を作り込んで実施設計を
仕上げてくださったということもあり、住民の方々の希望を取り入れた、特色ある公園が
つくられた。これから、地域の方々によってどのように利用されていくのかがとても楽し
みである。(伊藤彩子)

  →ホームページに写真を掲載しています。
   http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/2008/harima/index.html

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  ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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  (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

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  ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・スペーシアでは毎年所員の希望で社員旅行の行き先を決定します。そのとりまとめ担当
  は新入社員の役割。みんなの好き勝手な希望をいかにうまくまとめるか、というのもコ
  ンサルタントにとって重要な点ではないかと思います。今年は直島+高松+鞆の浦という
  組み合わせに決定。6/27〜29の2泊3日の予定です。

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
  を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
  できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
  ジンに掲載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
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