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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第199号]2008/2/19
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 708−−□

  スペーシア・メールマガジンの第199号をお送りします。
  名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・みえの文化力フォーラム(3/6)
  ◆視察レポート◆
   ・博多でのエリアマネジメントの動き
  ◆図書紹介◆ 
   ・効率が10倍アップする 新・知的生産術―自分をグーグル化する方法―
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆

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  ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ みえの文化力フォーラム ○

  中心市街地市街地は、暮らし・交流・文化などの機能が集まる「まちの顔」ともいうべ
き地域です。しかし、近年その中心市街地の中心性やコミュニティ・文化の継承が難しく
なりつつあります。そこで、地域資源を生かした取り組みがさかんな「三重県桑名市」で
“日本一元気な商店街”のリーダーとともに“まち”を元気にする方法を考えてみません
か!

【日時】 平成20年3月6日(木) 18:00〜20:00
【場所】 くわなメディアライヴ 桑名市多目的ホール
???????? (桑名市中央町三丁目79番地)

【内容】 みんなの熱意で“まち”ににぎわいを
<基調講演>
   タイトル:「日本一元気な商店街」のリーダーが語る!!
          まちを元気にする極意
   講  師:竹本 慶三 氏 (させぼ四ヶ町商店街協同組合理事長)

【申込・問い合わせ】
   申込先:三重県政策部企画室
    〒514-8570 津市広明町13番地
     TEL 059-224-2025
     FAX 059-224-2075
     E-mail kikakuk@pref.mie.jp
     HP?? http://www.pref.mie.jp/KIKAKUK/HP/bunka/

申込方法:三重県ホームページからダウンロードできます。
  または、任意の様式に氏名、住所、連絡先(電話番号またはメールアドレス)
を記入のうえ、郵送、FAXまたはEメールにてお申し込みください。
   申込期間:平成20年2月27日(水)まで

お申し込み順に200名までの方にご参加いただけます。参加票などの送付はありません。
参加いただけない方のみご連絡します。
募集定員に満たない場合は当日でも参加いただけます。
参加費:無料

【主催】 三重県

〜スペース・アーバンウィング大山曜さんより情報提供いただきました〜

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  ◆視察レポート◆  −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○ 博多でのエリアマネジメントの動き ○

  先日、博多でのエリアマネジメントの視察に訪れた。エリアマネジメントは、ここ数
年、都市間競争、地域間競争の意識が高まる中で、エリアとしての魅力創出をねらった民
間主体の取り組みとして注目されている。代表格は、東京大丸有の取り組みであるが、訪
れた博多でもその取り組みが着実に進められている。

  博多の核は、商業中心エリアとしての天神地区、ビジネスエリアとしての博多駅地区の
2つである。両者の距離は約2km。名古屋の栄と名駅の関係に似ている。

  天神地区では、西鉄天神駅周を対象に、西日本鉄道が中心となり、百貨店や商店街など
商業者と共同で、「We Love 天神協議会」を立ち上げ(2006)、まちづくりガイドライン
(中間報告)を策定、ホームページでも公開されている。協議会としては新しいが、その
下地は歴史が長く、昭和20年代にまでさかのぼるため、取り組みも非常に盛んである。

  一方、博多駅地区では、平成23年(2011)の九州鉄道全線開業とそれにあわせた新・博
多駅ビルの開業(阪急百貨店が新たに入る)という一大変革を何とかまちづくりにつなげ
ようと共通の目標を持ち、JR九州、企業・団体、自治体、学識者などが一体となって、
今年度にまちづくり推進組織を立ち上げる予定である。現在まさにその直前の準備段階に
ある。博多駅地区も、立ち上げまでには、まちづくり研究会などの地道な活動が2002年か
らはじまっていた。

  これらのエリアマネジメントの取り組みに対して、福岡市も、人的・財政的に全面的な
バックアップをしている。「新・福岡都心構想」という官民共通のまちづくりの指針書
(これまた、名古屋の「都心部将来構想」と似ている)を策定(2006)しており、そこで
エリアマネジメントの推進を明記しているためだ。さらにその他の地区でも、主体形成に
取り組んでいるという。

  名駅でもエリアマネジメントの動きが見られるが、先進地に追い付け追い越せでがん
ばってもらいたい。地理的にも似通った部分の多いこの博多の今後の動きもまた追ってい
きたい。(櫻井高志)

  →ホームページに写真を掲載しています。
   http://www.spacia.co.jp/Mati/sisatu/2008/hakata/index.htm

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  ◆図書紹介◆  −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○ 効率が10倍アップする 新・知的生産術―自分をグーグル化する方法― ○
      勝間和代著 ダイヤモンド社 平成19年12月

  本書は、いわゆる“ノウハウ本”で、知的生産術を身につけ、仕事の効率をアップさせ
た著者の成功例が紹介されている。著者は、20代から公認会計士二次試験合格(当時史上
最年少記録)、中小企業診断士情報部門合格などの資格取得や功績が称えられアメリカ経
済誌で受賞されるなど、いくつかの功績があり、その成功の裏には生産性向上に向けた努
力を惜しまなかったことが要因にあると紹介している。なぜ自分が成功したのか?その背
景にあるものとして、幼少から使い始めたパソコンを使いこなし、インプットの手段とし
て読書を惜しまず(読書投資)、食と快眠を意識した生活習慣、ブログや出版によるアウ
トプットの実践などをあげている。それらを通して“自分をグーグル化する”ことができ
るのだと。グーグル化とは、グーグルはグーグル自身が何かをするのではなく、検索を提
供しつつ人の知恵を集めて一人の知恵よりも大きなものを生み出している点に着目し、
様々な情報を集め(インプット)、それを惜しみなく提供する(アウトプット)ことで、
情報を受けた側がまた返してくれる関係になることだと記している。

  順を追って読んでいくとこれらの多くが実践できれば効率的になるだろうと思うが、改
めて今の自分の実生活に置き換えると実践することは難しく、効率的になるだろうと思う
のは一種の錯覚とも思えてくる。実際、著者自身も本書の冒頭に多く出回っているノウハ
ウ本への疑問に触れており、自分の今の生活の中で一つだけ取り組めるものを見つけられ
ればいいのかもしれない。日常生活の行動パターンから何か違ったことをしてみたいとお
思いの方は手にとってみて欲しい。ちなみに、私自身は本書で紹介されている様々な技術
のうち、“自転車(ママチャリではない)通勤”と“ノートPCを持ち歩く”の2項目も実
践済みだが、あまり効率アップにつながっていないのはグーグル化には程遠いのかもしれ
ない。(村井亮治)

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  ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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  (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

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  ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・今号担当のMです。本来は昨日の発行予定でしたが原稿が間に合わず一日遅れと
  なりました。改めて業務の効率をアップして締切厳守に努めたいと思います。(M)

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
  を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
  できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
  ジンに掲載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
    http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
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   URL    http://www.spacia.co.jp/
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