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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第16号]2001/2/12
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 376−−□

  スペーシア・メールマガジンの第16号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック ◆
    ・桑名市都市景観デザインシンポジウム(2月24日)
    ・みんなで創った「ゆめランド」オープニングイベント(3月4日)
  ◆名古屋まちづくり情報◆ 
    ・市民参加による建物づくりを通して感じたこと 
  ◆視察レポート◆
    ・新川崎・創造のもり K2(ケイスクエア)キャンパス 
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 桑名市都市景観デザインシンポジウム(2月24日) ○
        〜水都「くわな」のまちづくり〜

 慶長の町割から400年。今も残されている堀や街路、そして歴史的資産を生かしたまち
づくりとしての歴道事業の意義と役割を検証しつつ、これからのまちづくりに欠かせない
もの、求められるものを考え、21世紀の水都・くわなの姿を見いだす試みです。
 
【日時】2月24日(土)13:15〜16:40
【場所】桑名シティホテル
【基調講演】水都「くわな」のまちづくり
        篠原 修(東京大学工学部教授/景観デザイン研究会会長)
【プレゼンテーション】
 1.平成のまちづくり「くわなルネッサンス」のまちづくり戦略
     佐々木政雄(景観デザイン研究会/アトリエ74建築都市計画研究所)
 1.「くわな歴道事業」−住吉入江−のデザインプロセス
     小野寺康(景観デザイン研究会/小野寺康都市設計事務所)
     南雲勝志(ナグモデザイン事務所)
【シンポジウム】水都「くわな」−歴史と水辺、人々のためのまちづくり−
 コーディネーター
     篠原 修(前述)
 パネリスト
     水谷 元(桑名市長)
     篠田 孝(国土交通省中部地方整備局木曽川下流工事事務所所長)
     西羽 晃(桑名市文化財保護審議会委員)
     堀   繁(東京大学農学部教授/景観デザイン研究会幹事長)

申し込み・問い合わせ先:桑名市都心整備課
       TEL/0594-24-1232 E-mail/tosinm@city.kuwana.mie.jp
                      
 〜桑名市:石川さんからの情報です〜  
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○ みんなで創った「ゆめランド」オープニングイベント(3月4日) ○
 
 名古屋市築地地区で地元住民が夢塾21というまちづくり専門委員会を立ち上げ、ワー
クショップなども行いながら、計画案をとりまとめた「稲荷公園」(愛称:ゆめランド)
がようやく完成。それを記念して下記のようにオープニングイベントが開催されます。
 いろんなアイデアが詰まった公園です。地元主催のイベントにぜひ御参加下さい。

【日時】3月4日(日)10:00〜12:00
【場所】名古屋市港区稲荷公園(名港2丁目地内)

1.式典
  小学生による楽器演奏、記念植樹、園銘板序幕、放鳩など
2.イベント
  絵画コンクールの絵の展示−それぞれの絵の一部がトイレの絵タイルに
  遊具のデモンストレーション−子ども達が選んだ名古屋初登場の遊具「波のり」
  車いすでの利用体験−車いす利用も考えた遊具や花壇を実際に体験  
  フリースロー大会−賞品あり
  餅つき
  タイムカプセル−自分宛などの手紙を埋める。2015年西築地小学校100周年で開封
    
→詳細はスペーシア(石田)までお問い合わせ下さい
→夢塾21のとりくみの経緯はホームページで紹介しています
 http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/tukizi2.htm

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 市民参加による建物づくりを通して感じたこと ○
 〜尾張瀬戸駅前再開発「駅ビル検討ワーキンググループ」〜

 愛知万博に向けて、瀬戸市が中心になって尾張瀬戸駅前にホテルと公共施設を含んだ駅
前再開発ビルの計画を進めていたが、ホテル誘致断念により暗礁に乗り上げてしまった。
そこで、市民参加により駅ビルの機能を一から話し合って決めようと結成されたのが「駅
ビル検討ワーキンググループ」である。

 自分たちのまちにとってどんなビルが必要か、そのビルによってどんな未来が描けるか
といった議論は参加者にとって刺激的で、盛んな話し合いがなされてきた。しかし、実際
には巨額で重要なプロジェクトであり、採算性や他の計画との関連性、地域経済との結び
つきなど、回を重ねるごとに専門的になっていき、議論が行き詰まる場面も多くなってき
た。

 私はそうした場面を見て、市民参加による建物づくりを行う上では、ぜひ建築家を参加
させていただきたいと思う。多くの建築家は、これからの建築はどんな建築を造るかよ
り、なぜそれを造り、どうやって使い続けていくかが重要であると思っている。それは単
なる設計から抜け出し、建築行為が社会へ貢献することを願っているからである。しか
し、現在の設計業務では、図面を描くことが精一杯で、それ以上の意味を考える余裕はな
い。

 今後、市民参加による建物づくりに建築家が参加していければ、建築物がデザインや技
術だけではない評価がされるようになっていくだろう。それは、現在の閉塞的な建築界の
空気を破る1つのカギとなるだろう。   (堀内 研自)

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 ◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ 新川崎・創造のもり K2(ケイスクエア)キャンパス ○

 K2(ケイスクエア)タウンキャンパスは、21世紀型産業社会への革新に向け、産官
学の強化を目指し「創造のもり計画」を推進する川崎市と、良好な研究環境を求める慶應
義塾大学の連携により、その先端的役割を担う中核施設として、2000年7月に新川崎駅周
辺に広がる旧国鉄操車場跡地約6haに誕生しました。
 「K2(ケイスクエア)」は、川崎市(K)と慶應義塾大学(K)が力を合わせて相乗
効果を生み出していこうという期待と、ガウン(学府)に留まることなく、タウン(市
民)と共に歩んでいくための広場という意味が込められています。
 慶應義塾大学は、川崎市に対し、知識・技術の提供など知的支援を通じて協力し、川崎
市は慶應義塾大学の研究開発活動に対し、建物の賃貸による提供、良好な研究環境の整備
などを通じて支援を行っています。
 今回は「大学と地域の連携」の先進事例ということでお訪ねしたところ、自ら事務局長
さんにご説明・ご案内して頂き、大変意義深い視察となりました。ご関心のある方は、ぜ
ひ足をお運び下さい(事前にアポを取る必要あり。)。

注:「K2」の「2」は2乗の意味なので上付きです(表現できないもので...)。 
   (加藤達志)

→K2タウンキャンパスの詳細はこちら
  http://www.k2.keio.ac.jp/  (慶應義塾大学HP)
  http://www.city.kawasaki.jp/20/20kisui/home/top.htm (川崎市HP)

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−mm@spacia.co.jp へ
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・2台のパソコンが突然おかしくなってしまいました。パソコンが古いためなのか、それ
 ともソフトを入れすぎてしまったためか…。復活には時間がかかりそう。こんな忙しい
 時期にと思うと、ため息が…。

・ネットサーフィンしていると知らないところで、スペーシアのHPにリンクを設定してく
 れているのを見つけて驚くことがあります。街なか再生全国支援センターのNEWSの
 昨年10月19日、11月13日に「まちづくり便利リンク集」がとりあげられていました。
 2回もそれも1月もおかずに掲載されるとは、使えるページだと評価してくれたので
 しょうか。
 http://www.sokusin.or.jp/machinaka/news/news.html

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
   メールマガジン投稿用アドレス mm@spacia.co.jp
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
   http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
 〒460-0034 名古屋市中区栄5-16-14 新東陽ビル5F
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