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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第157号]2006/7/10
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 678−−□

 スペーシア・メールマガジンの第157号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
 ◆住まい・まちづくりコラム◆
  ・尾張旭の家 オープンハウスのご案内
 ◆視察レポート 
  ・立川市若葉ケヤキモール−
 ◆読者の声◆  
 ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆住まい・まちづくりコラム◆
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○ 尾張旭の家 オープンハウスのご案内 ○

 このメールマガジンでも何回か取り上げているが、やっと自宅(尾張旭の家)が完成し
た。(この時点では完成していないが)

 この家は尾張旭市の名鉄瀬戸線三郷駅の東、小高い丘の上にある。敷地は北向きの傾斜
地という悪条件にあり、普通に建てると1階部分は擁壁で固め、2階レベルを地盤面とし、
そこから上に家を建てる方法を取ることになる。この家では1階にエントランスを設け、
吹き抜けにより上階と繋げることにより、地階のような薄暗いエントランスから中二階を
抜け、さらに隣の屋根をかすめ、空を望むことができる開放的な空間を形成した。また近
年、家の顔とも呼べる玄関の表情が防犯対策のため、ますます閉鎖的になっているように
思うがこの家では、外に対して開放的に造ると同時に防犯性能も低下させない工夫をして
いる。

 間取りは3LDKや4LDKといったnLDKタイプとはなっていない。設計をしてい
て、すぐに住み方が想像できてしまうそういったプランに興味が湧かなかったからだ。
もっと、いろいろな住み方を考え、新しい生活を生み出せる家を造ろうと考えた。いろい
ろな住み方に対応できるようなフレキシビリティを得るには、大きなワンルームという考
え方があるが、これは妻に大反対された。そればかりか、妻の要求は独立キッチンとたく
さんの小部屋だった。こうした条件をクリアーするため、日本の続き間のように建具によ
り、部屋がつながったり分かれたりする方法を採用した。開けばリビング、閉めれば個室
というように、1つの部屋に2つ以上の機能を想定し計画することで、それらの組み合わ
せがさまざまな間取りを生み出す仕組みである。結果、最大7つの部屋に区切れたり、す
べてひとつのワンルームになったりする家が生まれた。

 外観はシンプルな箱形で、材料もありふれたものしか使用していないが、自然との相性
がよい物を選んでいる。自然との相性とは、ほどよく風化し緑となじむということであ
る。近年よく見かけるレンガやタイル風の窯業系サイディングボードは、耐久性や施工性
こそ優れているが、この点であまり魅力がない。自然との相性がよい材料を使うことで、
家に緑を飾る楽しみが生まれ、まちの景観形成によい影響を与えるのではと思っている。
この家は室内も外観も、家を飾る楽しみが生まれる仕掛けをいろいろと施した。

 最後にこの家には、オフィスやギャラリーといった住宅以外の機能も想定して計画して
いる。これにより1戸の住宅が社会との接点を持ち、地域との交流が広がる可能性に期待
している。それを試す意味も含め、オープンハウスでは、豊橋出身の若手アーティスト、
鈴木淳夫氏の小展覧会をウェストベスギャラリーコズカにご協力をお願いし開催すること
となった。氏の作品は、塗り重ねた絵の具の上から彫刻刀で無数のドットを刻むという独
自の手法で製作され、現代的なシンプルな空間にとてもマッチする絵画である。

 興味ある方は、下記の日程でオープンハウスを予定しているので、一見されたい。

尾張旭の家 オープンハウス 
 7月29日(土)12:00〜19:00 7月30日(日)12:00〜17:00
*都合により変更する場合がございますのでご了承下さい。    (堀内 研自)

 →ホームページに案内状を掲載しています。
  http://www.spacia.co.jp/Topic/column/owariasahinoie.htm

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 ◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ 立川市若葉ケヤキモール ○

 立川市のJR立川駅周辺は、大須中華街に先立ちオープンした立川中華街のある駅前再
開発ビル・グランデュオをはじめ、伊勢丹・高島屋・ルミネなどの商業施設や行政、公
益、業務等の諸機能が集積し、多摩ニュータウンとモノレールで結ばれているとはいえ、
人口約174千人とは思えない活気がある。

 その立川駅から北北東に3kmほど行くと、緑豊かな住宅地の中に『若葉ケヤキモー
ル』がある。玉川高島屋などのショッピングセンター(SC)を運営する東神開発鰍ェ、
全国にもまだ少ない新たな業態・ライフスタイルセンター(LSC)として3月に開業し
たSCである。LSCは、90年代半ばにアメリカで生まれたSCで、上質なライフスタ
イルを提案できる生活に必要な業種・業態(食品スーパー、ファッション雑貨、レストラ
ン、書籍・CD、旅行会社など)を集め、小商圏を対象にしたコミュニティ機能にこだ
わったSCである。

 親会社の高島屋の配送センター(敷地面積約10,000u)に建てられた鉄骨2階建ての店
舗面積約7,000u程(延べ床面積約13,000u)の小型のSCである。東新開発の報道
資料によれば、『半径2kmの小商圏(人口約9万人)を対象とし、豊富な生活経験を有
する団塊世代=「新しい大人」にも対応可能なテナントミックスで、他のロードサイド
型、GMS等の商業施設と差別化を図る』としている。木質系のデザインを基調に、ケヤ
キなどの樹木をふんだんに取り入れ、食品スーパーを核にドラッグストアや書店、家具・
インテリア雑貨店、ベジタブルレストランなど23店舗の個店と駐車場(300台)から
構成さ、落ち着きのある快適な店舗空間を提供している。訪れたのは平日の1時過ぎで
あったが、30歳以上と思われる主婦層と高齢者を中心に多くの客が買い物や飲食に来店し
ていた。

 LSCは、見るところかつて主に地方都市の中心市街地に立地し、郊外の大型店と同業
態であるがゆえに、競合に敗れ、衰退していった小規模なSCを、上質を切り口に、自然
環境や洗練されたデザインを取り入れ、こだわりを持った高級感のある店舗群を構成し、
地域密着型の新たな業態として展開しようとする試みと受け止められる。LSCの先駆け
である若葉ケヤキモールについては郊外店舗にない「こだわりの店舗群」という点ではま
だ課題があるように思われるが、LSCは、まちづくり三法の改正による店舗規模規制の
中で、SCディベロッパーやテナントから、成長が期待できるSCと言われている。郊外
大型店との差別化をはかり、競合を回避しようとするLSCの基本的戦略は、今後のまち
づくりにとっても一つの方向性を示していると思われる。(浅野泰樹)

 →ホームページに写真を掲載しています。
  http://www.spacia.co.jp/Mati/sisatu/tatikawa/index.htm

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・最近、大学からインターンシップ学生を受け入れてほしいという要請が増えました。
 今年も数名受けいれることになりそうですが、一方で、以前はいくつかあった新規
 採用に関する問合せが最近は全然ありません。インターンシップもよい学生確保
 につながるとよいのですが、そんなにうまくはいかないようです。

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
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