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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第135号]2005/9/5
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 674−−□

 スペーシア・メールマガジンの第135号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・セラミックフォトフェスタ2005
  ◆図書紹介◆
   ・なつかしい川、ふるさとの流れ/野田知佑著
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ セラミックフォトフェスタ2005 〇

 岐阜県多治見市・土岐市・瑞浪市・笠原町、愛知県瀬戸市・常滑市、三重県四日市市の
7市町による「やきもの産地交流・連携推進協議会」では、東海地区のやきものの魅力を
全国へ発信しています。

 その活動のひとつとして、「セラミック フォト・フェスタ」を開催しています。セラ
ミックフォトフェスタはやきものをテーマにした写真コンテストです。単なるやきものの
写真ではなく、例えば料理を盛り付けた器によるテーブルコーディネート、あるいはやき
もの産地の風景等、さまざまなやきものを題材にした写真を募集しています。

 昨年に引き続き、最優秀作品には賞金5万円と各産地からのやきものセットが協議会か
ら贈られます。素敵な作品お待ちしています。コンテストの詳細は
http://www.yakimono.info/pfesta.htmlをご確認下さい。

〜スペーシア・山崎〜

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 ◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ なつかしい川、ふるさとの流れ/野田知佑著 ○

 様々な場面において、人は知らず知らずのうちに己の持つ原風景や原体験を「未来永劫
残したいもの」として心の中に思い浮かべてしまうものではないだろうか?

 たとえば、「まちづくり」を考える場合でも、土地利用にしろ景観形成にしろ、そこに
住む人たちがもつ原風景や原体験が、まちの将来を左右する重要な要素にもなり得るの
だ。

 この本は、日本はもちろん世界中の川をカヌーで旅し、川を心から愛する著者が、日常
の川遊びや旅先での体験を綴ったエッセイである。きれいな川が目の前に流れる田舎に住
み、日々釣りをし、友人が来ては川に潜り、近所の子どもを誘っては川遊びやカヌーをす
る。そんな自然派都会人なら誰もがあこがれるエピソードが満載されている。

 また一方では、護岸だ、ダムだといって人間の手によって、ありとあらゆる川が日に日
にその姿形を変えさせられ、汚くなっていくことや、川で遊ぶなという看板をよく目にす
る、という日本の川の現状を嘆くエピソードもある。わが国唯一の清流と言われているあ
の四万十川でさえ、20年、30年前を知る著者からみれば、美しさはこんなものではなかっ
たということは驚きである。

 この本からは、著者が将来に残し、伝えていきたい日本の川の原風景・原体験やそれら
を守っていく大切さがひしひしと伝わってくる。私は、読み進めるにつれ、子どものころ
に見た川の風景や全身ずぶ濡れになって魚とりに興じた懐かしい体験がじわじわと思い出
され、体がうずうずしてきてしまった。息子がもう少し大きくなったら、川に行って一緒
に思い切り遊ぶぞ、と目論んでいる。

 時代とともに変わって行くものがある一方で、未来永劫変わらなくてもいいものもきっ
とあるはずだ。20年、30年というあっという間に環境が激変した日本。日々変わりゆく川
やまちを見ながら、今の日本の子どもたちは一体どういう原風景、原体験をもつのだろう
か。そしてどういう将来を描いていくのだろうか。(櫻井高志)

 →ホームページに表紙の画像を掲載しています。
  http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/natukasikawa.htm

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− info@spacia.co.jpへ
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・スペーシアの入居しているビルの6階のフロアーにいたグランパスが7階に移動し、
 空いた6階に吉本興業が入りました。選手や芸人には一度もあったことはありません
 が・・・。

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 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
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