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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第124号]2005/4/4
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 645−−□

 スペーシア・メールマガジンの第124号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・都市住宅学会中部支部講演会(4/15)
  ◆名古屋まちづくり情報◆
   ・ 「文化のみち」その後
  ◆図書紹介◆
   ・JA 57 SPRING,2005 季刊 文化遺産としてのモダニズム建築DOCOMOMO100選 
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 都市住宅学会中部支部講演会 
    「高齢者・障害者の住宅リフォームの課題と展望」  ○

 この度(社)都市住宅学会中部支部では、椙山女学園大学の高阪謙次教授をお
招きし、特に住宅リフォームに着目し、高齢者・障害者にとって意義・必要性や課題と
展望について、基本理念からNPO法人設立の経緯に至るまで、幅広い視点から論じ
ていただく機会を設けました。
 高阪先生はこの2月5日に設立された、NPO法人 いきいき住宅リフォーム支援
機構・愛知の理事長もされており、興味深いお話しが伺えるものと思います。
 どなたでも参加できます。多数の皆様のご参加をお待ちしております。

               記 
1 とき  平成17年4月15日(金) 16:00〜17:30

2 ところ  椙山女学園大学・星が丘キャンパス
   現代マネジメント学部棟 地下1階 001室

3 講 演 内 容
  椙山女学園大学 高阪謙次教授
        『高齢者・障害者の住宅リフォームの課題と展望』

4 参加費  無  料
5 定員  80名(当日先着順)

6.問い合わせ先  (社)都市住宅学会中部支部 丹羽・一木(いちき)
 E-mail:uhs_chubu@infoseek.to
 TEL:052−262−0844

〜スペーシア・石田〜

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 「文化のみち」その後 ○

 「文化のみち二葉館(旧川上貞奴邸)」が2月8日に開館して、間もなく2ヶ月を迎え
る。 来館者は3月末には2万人を超えたようである。それだけに市民の関心は高い。漫
然と「文化のみち」へ行こうというよりも、「文化のみち」の二葉館に行こう言った方が目的
は明確になり、友達も誘いやすい。二葉館を拠点にして「文化のみち」をそぞろ歩き、

るいは自動車で徳川園まで足を伸ばす人が増えている。二葉館効果は今のところ着実
にあがっている。 「文化のみち」沿道で開放されている建築物は多くない。決まった曜日
に開放される旧豊田佐助邸(豊田佐吉の末弟)や橦木館(陶器商であった旧井元邸)の
ほか、市政資料館(旧名古屋控訴院・地方裁判所)や尾張徳川家の菩提寺である建中寺
などがあるが、レストランとして活用されている建物(春田鉄次郎邸のデュボネ、中部
電力初代社長の旧井上五郎邸のラ・グランターブル ドゥ キタムラ)は飲食すれば内部を
窺うことができる。それなりの料金が必要である。
 しかし、多くの建物内部が見学できないからといって、文化のみちがつまらないという
わけではない。歩きながら眺められる景観だけでも楽しい。なぜなら、江戸時代の町割に
明治後期から昭和初期の近代建築が立ち並び、桟瓦がのり、白漆喰の小壁と竪羽目板
の腰、切石貼の基礎を持つ門塀があり、それらの連なりと見越しの樹木が白壁地区の
特徴ある景観を形成しているからである。
 名古屋に来た人を連れていく場所がないとよく言われているが、ちょっと空いた時間を
有効に活用するには、名古屋駅からは産業技術記念館やノリタケの森や菓子問屋など
がある「ものづくり文化の道」を、栄からはこの「文化のみち」を案内することができるよう
になった。
 先般、二葉館主催で開館記念連続講演会(2回)が開催された。そのうちの2回目は
「川上貞奴と二葉御殿」をテーマに、「鬼才福沢桃介の生涯」の著者である浅利佳一郎氏
に「川上貞奴物語−欧米旅公演と西洋化粧の普及−」を、あめりか屋の研究者である
内田青蔵氏(文化女子大学造形学部教授)に「二葉御殿とあめりか屋−その建築的特質
と復元の意義−」を講演してもらった。参加した市民は、決して平易な講演内容ではなか
ったものの、眠る人はおらず、熱心に聴講していた。浅利氏の講演は落語風で楽しく
(今風に言うと貞奴は美空ひばり、桃介はホリエモンであるという説明は妙に説得的だ
った)、内田氏の講演はやや専門的ではあったが納得できる内容であった。単に文化の
みちの景観を楽しむことに満足するのでなく、そこにまつわる物語を深掘りしていこうと
いう市民ニーズがそこに存在する。行政当局およびこの施設では指定管理者の問題
意識と知見のレベルの高さがますます厳しく問われていくのであろう。
 文化のみちも二葉館の開館で緒についたばかりである。空間の保存と物語の掘り起
こしを同時に展開しながら、文化のみちの価値を高めていく必要がある。 (井沢知旦)

→ホームページに写真を掲載しています。 
  http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/bunka/index.html

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 ◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ JA 57 SPRING,2005 季刊 文化遺産としてのモダニズム建築DOCOMOMO100選 ○

 DOKOMOMO(ドコモモ)とは(Documentation and Conservation of buildings, sites
and neighbourhoods of the Modern Movement)、すなわち「近代建築に関する建
築、敷地、環境の資料化と保存」のための国際組織のことである。近代建築と言う
と、愛知県庁や名古屋市役所を思い浮かべる方もいると思うが、国際組織のドコモモ
が対象とするのはこうした建築ではない。日本の近代化は、西欧に追いつけとばかり
に、西欧化に主眼が置かれたが、20世紀初頭に世界的に広がったモダンニズム建築と
は、過去の様式を否定し、工業化を前提として構造や機能の合理化を追求した建築で
ある。
 この本は、DOKOMOMO Japanが選んだ日本のモダニズム建築100選である。選定
の主な基準は以下の通り。
1) 1920年代から60年代に竣工した、モダニズムといわれる時代背景をよく表した
 建築。
2) さまざまな建物の種類、構法を取り上げる。
3) 西欧的なモダニズムだけでなく、日本独自のモダニゼーションと表現したもの。

 ちなみに愛知県では、堀口捨己の八勝館御幸の間、槙文彦の名古屋大学豊田講堂、ア
ントニオ・レーモンドの南山大学が選ばれている。
 こうした建物は、一般的に言われる様式的な装飾が施された近代建築と違い、モダニ
ズムの思想があまりのも一般化してしまって、単に古臭い建物としか感じられないか
もしれないが、それゆえ、存続が危うい建物が数多い。このDOCOMOMO100選をきっか
けに、今後、モダニズム建築の魅力をいかに伝えていくかが課題である。 
(堀内 研自)

 →ホームページに表紙の写真を掲載しています。 
  http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/docomomo.htm

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− info@spacia.co.jpへ
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・4月から既卒1名が加わりました。東北からのUターンです。大学院の理学研究科
 天文学専攻出身でまちづくりに取り組んでいます。よろしくお願いします。

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 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
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