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 ◆  ■◆   ◆    ■  ■  ◆   都市研究所スペーシア
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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第113号]2004/11/1
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 615−−□

 スペーシア・メールマガジンの第113号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック
   ・第3回 桑名ワンデイウォーク(11/23)
  ◆名古屋まちづくり情報◆
   ・中部の豊かな住まいづくり研究会
  ◆図書紹介◆
   ・「都市再生」がまちをこわす 現場からの検証
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 第3回桑名ワンデイウォーク
 〜歩桑名(あるくわな) 多度(たど)って歩けば流鏑馬(やぶさめ)まつり〜 ○
 
 桑名市では2002年度より市民に歩いて暮らせる街づくりについて考えてもらうきっかけ
づくりとして、市民参加の実行委員会形式による「桑名ワンデイウォーク」を開催してい
ます。昨年の様子はスペーシアホームページでも紹介しています。
 http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/k-walk2/

 今回は脚力にあわせて歩いてもらおうと受付場所を2箇所にしました。12月6日に合併す
る桑名市と多度町を歩いて結ぼうという主旨もあります。当日は流鏑馬まつりの開催日
で、ゴールすればその様子を見学することもできます。例年のように、地元の方々のご協
力をいただき、コース途中でのもてなしも考えています。気軽にご参加ください。

【日時】
 2004年11月23日(祝) 9:30〜14:00 雨天決行
【受付場所】
 桑名市観光物産案内所前(桑名駅東口)  9:30〜10:30
 下野代集会所前(野志里神社)       11:00〜12:00  
【歩行コース】
 桑名駅から美濃街道を歩き多度大社までの約12kmですが、近鉄 養老線各駅からの参加
も可能で、脚力に合わせたコース設定ができます。 桑名駅発なら約12.0km、下野代集会
所前発なら約5.0kmとなります。
 ※ゴール受付 12:00〜14:00
 (流鏑馬まつりの行程は、12時からの「馬場の祓い」から始まり、13時15分頃から流鏑
  馬が行われます。)
【参加費(保険代、資料代)】
 一般(中学生以上)300円、小学生以下100円
 ※昨年の参加者で参加証ケースが不要の場合は実費100円引き
【募集定員】
 300名 (地元の手作りお菓子プレゼント!)
【申込方法】
 氏名、年齢、住所、電話番号、FAX番号を記入し、メールで下記までお申し込みくださ
い。 
【問合せ・申込先】
 桑名ワンデイウォーク実行委員会事務局(桑名市都市整備部都市計画課)
 TEL:0594−24−1223 FAX:0594−24−1355      
 E-mail:tosikeim@city.kuwana.mie.jp  

※サポートボランティア同時募集!!
 受付、コース案内など当日の運営を手伝って頂けるボランティア(18歳以上の方)を募
集しています。事務局までお申し込みください。

〜スペーシア・石田〜

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 中部の豊かな住まいづくり研究会
 〜住まいづくりに関する有識者調査結果を10/29より公開〜 ○

 これまで公営住宅の供給を中心に行われてきた住宅政策が大きな転換期を迎えている。
 昨年9月に「新たな住宅政策のあり方について(建議)」が出され、住宅基本法の検討
もすすめられている。
 このような中で、市町村の取り組みを支援することを目的として中部地方整備局の呼び
かけにより、この2月に「中部の豊かな住まいづくり研究会」が設置され、私もそのメン
バーとして参加し、様々な情報収集と情報発信を担当している。
 まず、市町村の住宅政策の現状を把握するため、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県内市
町村の総合計画部局と住宅部局に対するアンケート調査を実施するとともに、住宅マス
タープランの情報収集を行った。また、全国の先進的な住宅マスタープランについても調
査した。7月にはホームページを立ち上げ、これらの結果を公表している。
 次に、市町村の政策の中での住宅政策の位置づけを把握するため、4県内市町村長に対
するアンケート調査を実施し、今後の住宅(居住)政策のあり方に対する首長の考えにつ
いても伺った。市町村ごとの現状や首長の考えがわかる貴重なデータであり、ホームペー
ジにて11月中旬の公表を予定している。
 さらに、4県内を中心に住まい・まちづくりに関わる様々な分野で活躍されている学識
者やNPO等の方々を対象にこれからの住まいづくりに関する提言をいただく調査も実施し
た。100名の方を対象にお願いしたところ66名の方から提言をいただくことができ、10/29
よりホームページで公開している。提言の内容は多岐にわたっており、住まいが私たちの
暮らしの中で重要な位置をしめ、住まいを軸とした政策展開の必要性を示しているといっ
てもよいだろう。このデータは住まい・まちづくりの分野で活躍する有識者のデータベー
スともなっている。これからの住まいづくりにむけて有効に活用されることを期待した
い。 (石田富男)

→中部の豊かな住まいづくり研究会のホームページ 
 http://www.cbr.mlit.go.jp/kensei/yutasuma/

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 ◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ 「都市再生」がまちをこわす 現場からの検証 ○
  建設政策研究所編  自治体研究社 2004年5月15日発行

 近年、元気のある都市として各方面で名古屋の話題が取り上げられている。国際空港開
港や国際博覧会開催、名古屋ブランドの東京進出、さらに、名古屋駅周辺地区では、国の
都市再生特別地区の指定を受け、超高層ビルを建設する再開発が進められるなど、話題が
尽きない。
 本書は、そうした「都市再生」によるまちづくりが様々な問題を引き起こし、まちがこ
わされていることを指摘している。その理由として、今日の都市再生は景気低迷のテコ入
れを前提とした経済対策が背景にあり、それが真の都市再生に少なからずゆがみを作り出
してしまった点をあげている。具体的には、建物の高層化による景観圧迫と日照問題、エ
ネルギー消費量の増大、住居費の高騰、地域コミュニティの崩壊など、様々な点をあげて
いる。東京を中心に具体的な再開発物件へのヒアリング等をもとに、現場のリアルな問題
点とそれに至る経緯が紹介されている。
 本書で取り上げられた事例は主に大規模再開発であり、事業による影響も当然大きくみ
えてしまうが、これらの問題は、事業の大小に関わらず、全国の都市再生や再開発の現場
でも同じように抱えていることだろう。そうした中でもそれぞれの現場では、魅力ある都
市の形成と事業の採算成立に向け試行錯誤を繰り返している。再開発に携る者としてまち
をこわさない真の都市再生、都市再開発とは何かについて、考えさせられる1冊であっ
た。 (村井亮治)

 →ホームページに表紙の画像を掲載しています。 
  http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/toshisaisei2.htm

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− info@spacia.co.jpへ
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・10/23に建築学会東海支部都市計画委員会による「親と子の都市と建築講座」が
 開催され、家族で参加しました。参加者は多くはありませんでしたが、興味深い取り
 組みができたと思います。個人ホームページ
 http://www.asahi-net.or.jp/~gw4t-isd/kenbun/hirokoji/
 で紹介していますのでみてやってください。(ishida)

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
   メールマガジン投稿用アドレス info@spacia.co.jp
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
   http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
 〒460-0008 名古屋市中区栄5-1-32 久屋ワイエスビル5階
  TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
  URL    http://www.spacia.co.jp/
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