<当初ランキング:2000年11月1日>
第4弾として、岐阜県の14市を対象に評価してみました。意外といっては失礼ですが、可児市が名古屋市、岡崎市を上回る高得点を獲得しました。その他にも、大垣市や多治見市などかなり積極的に活用されています。さすが、「情場」づくりを提唱される梶原知事の岐阜県の市だけあるという感じです。ただ、一方で有効に活用されていない市もあり、その格差は大きいようです。
| 得点 | 評 価 | ||
| 第1位 | 可児市 | 13 | 情報量の多さもさることながら、最も評価したいのは、市民公益活動というページがあり、そのページがボランティアの人達によって作成されているという点です。市民団体の数も多く、その活動紹介が行われてます。市民掲示板や市長への手紙のページもあり、かなり市民参加が意識されているようです。 情報提供の内容としては、市の条例・規則がかなり多く掲載されており、検索できるようになっているのが目をひきます。また、統計データや市議会便りも検索できます。ただし、PDFファイルで提供されており、ダウンロードの方法もやや使いにくく感じました(統計データがエクセルファイルでダウンロードできそうなのですが、何故かうまくいかないので、点がつけてありません)。情報量が多い時は検索は便利なのですが、統計データのように提供されるデータが限られているものについては、検索よりもむしろディレクトリ表示の方が便利だと思いますが…。 総合計画が工事中でしたので、これが作成されればさらに得点はアップします。検索がやや使いにくいものの、トップページからほしい情報に直接アクセスできるよう配慮されており、比較的わかりやすい構成となっています。市民掲示板の有効活用など、今後の展開に期待します。 |
| 第2位 | 大垣市 | 12 | ソフトピアジャパンなど情報化に力を入れられている自治体だけにホームページも充実しています。おおがきデータやこれからの大垣(主要な計画)で多くの情報が提供されており、計画策定における市民参加の経緯も紹介されています。さらに、情報工房のページに掲示板や私のおすすめのページの紹介があったり、親しみも感じられます。ただし、トップページからは直接アクセスできないので、わかりにくくなっています。また、市政に関する質問・意見を受け付けるところはあるのですが、ホームページそのものに対する問い合わせ先がありません。これは分けた方がよいと思われます。 |
| 第3位 | 多治見市 | 11 | おしごと工房の中にまちづくりコースというのがあり、総合計画や住宅マスタープランが掲載されています。策定過程が紹介されており、市民の意見も受付ています。その他にも、都市計画マスタープランや市街地整備基本計画、環境共生都市エコシティたじみのページもあります。しかし、まちづくりコースの中には記載されておらず、少しわかりにくい体系となっています。市政に対する意見は、おしごと工房から送れるようになっていますが、これもわかりにくい状況です。市政に対する意見のメールはトップページから送れるようにすべきであると考えます。 |
| 第4位 | 恵那市 | 8 | まちづくり市民活動のホームページとしてまちづくり推進委員会事務局によるまちづくり掲示板があり、市民団体の活動予定が掲載されています。活動ウォッチングとして2カ月ごとの活動記録も掲載されています。まちづくり基金のページがあり、多くの市民団体への助成が行われており、市民活動を支援するという姿勢がホームページにも表れているといえるのではないでしょうか。 |
| 第5位 | 各務原市 | 7 | まちづくり情報として総合計画と市民アンケート・市民提案が紹介されています。市議会の議事録が公開されており、検索できるにようになっているのはすごい。かなり詳しい議事録が公開されているようです。(少し見ただけなので、詳しいことはわかりませんが…) |
注:番外は得点では劣るもののユニークなとりくみをしているものとして特筆できるものです。
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