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都心の歓楽街における夜の歩行者天国「女子大小路ミニ歩行者天国」

 名古屋都心の栄・女子大小路において、年度末の平成30年3月23日の夕方から24日の朝にかけて夜の歩行者天国「女子大小路ミニ歩行者天国」が開催された。地元4団体(栄東まちづくり協議会、栄東まちづくりの会、栄東発展会、栄東女子大小路ビル協会)が主催し、繁華街ということもあって違法駐車や放置自転車に長年悩まされていた場所で、70メートル程の短い区間ではあるが自動車通行止めにし、路上にテーブルや椅子を設置し、ライブパフォーマンスのステージも組まれた(ライブパフォーマンスは23日の17:30〜22:00まで)。
 女子大小路は当社からも徒歩圏内にあり、この日の仕事帰りに歩行者天国の場所を訪れた。この周辺では夜間は常に客引きが行われているためいつもなら素早く通り過ぎるが、この日は路上に設置された椅子に座ってしばらくあたりを眺めていた。歩行者天国の区間では、一時的に歩道に駐車する自転車が見られたものの自転車の列が並ぶまでには至らず、頭上を眺めたら灯りやネオンサインが心地よく、改めて夜の景観もいいものだと感じた。
 周辺では夜の駐車需要が多いこともあって、前年に地元の会合に参加させていただいた時には歩行者天国を行える雰囲気ではなかったと記憶しており、会合を重ねて行政、警察、周辺事業者などとの調整を踏まえて実施にこぎつけたと思われる。今回の結果を踏まえて、今後も「夜の歩行者天国」が実施されることを期待したい。


歩行者天国の様子

ミニ歩行者天国の様子
(2018.5.7/浅野健)