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開館1周年 ぎふメディアコスモスにおける最近の市民活動の動き

 みんなの森ぎふメディアコスモスは、2016年7月18日でちょうど開館1周年となった。現在、8月21日までの開館1周年記念事業「みんなの森のフム・ドキ・ワイ」の最中で、脳科学者の茂木健一郎氏を迎えたトークイベント、施設を設計した建築家の伊東豊雄氏と図書館長のトークイベント、施設の名誉館長である益川敏英氏、岐阜出身のアイティスト日比野克彦氏、岐阜市長によるトークイベント、サッカーJリーグのFC岐阜展示会やパブリックビューイングをはじめ、様々な催しが行われている。ぎふメディアコスモスについてはこのメールマガジンでも度々紹介しているが、開館から1年が経った最近の市民活動の動きを紹介する。
■メディコスクラブ(仮称)設立準備会
 市民活動交流センターが事務局となり、昨年の開館より前から市民有志が集まり、開館後には全館イベントや週末の運営において体験ワークショップ、シンポジウム、館内ツアー、市民ラジオなどの様々な企画を実施してきた。その中で、2016年に入ってから設立準備会が動き出した。「メディアコスモスを拠点に市民の立場で考え、語り合い、実践する」を念頭に毎月集まり、市民サポータークラブの設立に向けて検討している。
■毎月2・木集まって情報交換会
 メディコスクラブ(仮称)設立準備会の集まりで話を進める中で、「(設立準備会の会合とは別の日に)メディアコスモスを使う人たちの交流の場がもっとあったらいいのに!」という声からこの会は生まれた。原則、毎月第2木曜日の午後6時半から、それぞれが活動する情報を持ち寄って情報交換会を続けている。
 5月8日に行われた市民活動を広く紹介する全館イベント「みんなの森に大集合 〜あんなコト、こんなコト、できちゃうかも〜」では、「毎月集まって情報交換会 特別版」と題して、岡崎市図書館交流プラザ代表の杉浦仁美氏(りぶらサポータークラブ)、岡崎市図書館交流プラザ Libraなど公共施設の設計に複数関わる高野洋平氏(マル・アーキテクチャ主宰)を迎え、岡崎や全国の事例に学び、後半は「ぎふメディアコスモスに市民サポーターは必要か?」と題してトークセッションが行われた。
■ぎふ市民活動 大茶会(ワールドカフェ)
 開館1周年記念事業「みんなの森のフム・ドキ・ワイ」の中の1つの事業で、メディコスクラブ(仮称)設立準備会の企画により、お茶を飲みながら岐阜市やぎふメディアコスモスにおける市民活動をざっくばらんに語り合おうという企画。20数名が参加し、ワールドカフェ形式で、それぞれのテーブルのメンバーが交代しながら参加者が自らの市民活動を紹介しあったり、岐阜市やぎふメディアコスモスの市民活動のためにこうなったらいいなどのアイデアについて意見が出された。
  メディコスクラブ(仮称)設立準備会では、今年9月22日の全館イベント「メディコスまつりフム・ドキ・ワイワイ」でのクラブ設立に向けて準備を進めている。岡崎のリブラをはじめ各地の事例に学びながら、岐阜ならではの公共施設のサポータークラブのあり方を模索している。今後の動きに注目していきたい。

情報交換会特別版
5月8日 毎月集まって情報交換会・特別版
てにておラジオ
5月8日 市民がつくるメディア「てにておラジオ」

大茶会
7月16日 ぎふ市民活動 大茶会(ワールドカフェ)
(2016.7.19/浅野 健)