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 岐阜駅北口駅前広場

  岐阜市制120周年を迎えた昨年9月に完成した岐阜駅北口駅前広場は、バスやタクシー乗り場、駐輪場、それらをつなぐU字型の歩行者用デッキ「杜の架け橋」を整備することで、交通結節点としての乗り継ぎの不便さが大きく解消された。また、2.65haと全国有数の規模を活かして「信長ゆめ広場」や「スクエア43」と呼ばれるオープンスペースや、大階段「信長ゆめ階段」などイベント利用可能な空間もあわせて整備され、週末には様々なイベントが行われ駅前が多くの人で賑わうようになっている。
 先月の週末(2010.10.30〜31)に駅前広場を拠点に開催されたイベント「ギフレク」では、オープンスペースにはステージや物販ブースが、歩行者用デッキには飲食ブースが設置され、台風によって一部が中止や変更を余儀なくされたものの、私の訪れた日曜日の昼頃は非常に多くの人で賑わっていた。メイン会場である駅前広場以外にも、市内各地で連携イベントが実施されており、駅前広場に隣接する岐阜シティ・タワー43やデッキで道路を渡った先の問屋町ビル、デッキを降りて歩いて3分ほどの距離にある玉宮通りなどにも多くの人が足を運びイベントを楽しんでいた。イベント自体の魅力や広報・案内の工夫なども要因だと思うが、駅前広場にとどまらず周辺にも人の賑わいが波及しているのは駅前広場の整備効果であると感じた。 駅前広場整備期間中に、リブラ21、大岐阜ビル、岐阜シティ・タワー43といった再開発ビルが建ち、現在問屋町西部南街区では工事が進み、駅前の景観は大きく変わっている。11月8日から1週間は駅前広場が世界糖尿病デーの啓発シンボルカラーのブルーにライトアップされ、12月3日から来年2月14日までは駅前広場周辺をイルミネーションで飾る「ぎふイルミネーションフェア」が開催予定である。最近足を運んでいない方は、ぜひこの機に岐阜を訪れ、駅前景観の変化を体感していただきたい。
歩行者用デッキ「杜の架け橋」
歩行者用デッキ「杜の架け橋」
オープンスペース「信長ゆめ広場」
オープンスペース「信長ゆめ広場」
大階段「信長ゆめ階段」
大階段「信長ゆめ階段」
オープンスペース「スクエア43」
オープンスペース「スクエア43」
問屋町ビル
問屋町ビル
玉宮通り
玉宮通り
(2010.11.8/山崎 崇)