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岐阜駅西地区再開発・岐阜シティ・タワー43いよいよオープン

 JR岐阜駅の西、平成17年1月に着工した市街地再開発ビル、岐阜シティ・タワー43は、 平成19年9月10日に工事が完了し、即日完売した分譲住宅や入居希望者が殺到した高齢者向け優良賃貸住宅では、順次入居が進み、夜間、高層住宅にあかりが灯り始めている。
 JR岐阜駅とデッキで直結する施設棟部分や43階スカイラウンジを含めた施設全体は、10月13日にグランドオープンをむかえる。権利者7名が共有する1・2階の商業施設は、「お洒落で元気な毎日を見つけに行く『メイドイン岐阜のまち』」をコンセプトにし、約30店舗のテナントが入店する。2階には、紳士・婦人服を展開する「ニューヨーカー」を始め物販・飲食店で構成される。東京や名古屋で展開する飲食、ファッション・雑貨など4店舗が県内初出店となる。1階には、服部家具や地元広告代理店等が入る。
 3階は、高齢者の生活を支援する医療福祉施設の他、一般消費者にもサービスを提供する美容院などのテナントが入店する。4階は、2011年のデジタル放送開始に対応した最新設備を導入した岐阜放送が移転、開業する。
 43階スカイラウンジは、市民に無料開放の展望施設にゼットンがテナントとして運営するレストランが併設される。
 グランドオープン前、8日には竣工記念シンポジウム、10、11日にはマスコミや近隣住民むけの内覧会が開催される。13日、午前9時30分より、ビル竣工にあわせ完成する広場デッキでオープニングセレモニーが行われ、それを皮切りに、岐阜城築城よりの歴史を持つまちづくりの新たな展開が始まることを意図した「誕城祭」として、11月末まで、連続イベントが企画されている。
 期を同じくして、柳ヶ瀬地区では、岐阜市内初の市街地再開発事業で入店した岐阜・高島屋の開業30周年の記念イベントが開催される。これを活かし、岐阜駅前から柳ヶ瀬に至るまでのエリアが協調・連携して中心市街地の活性化に繋げようと、商店街全体に岐阜シティ・タワー43のオープン予告の幟、垂れ幕を掲げている。今、岐阜市中心部は、お祭りムード一色となりつつある。

 

(2007.10.1/浅野泰樹)