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田原町まちづくり視察 〜飛島むらづくり21世紀委員会による先進地視察〜
  飛島村では新総合計画策定にあたり、「飛島むらづくり21世紀委員会」を組織化し(詳細はML第4号を参照)、住民と村職員が同じ土俵の上で将来のむらづくりの話し合いを進めています。その参考になればと、3つの部会のうちのひとつであるグランドデザイン部会が渥美郡田原町を訪問しました。

【ウォーキングロード】
 田原町の市街地内道路のうち、公共施設周辺及びそれらを連絡する道路、また幅員が狭く交通量が少ない道路などをネットワーク化した散策路です。我々が歩いた「城のみち」は、石張模様のデザインを基調に舗装してあり、田原町博物館(田原町で生まれた渡辺崋山や田原藩に関する作品・資料を中心に紹介している)とともに歴史香る雰囲気を醸し出しています。また、街路樹を町民自らが管理する「街路樹の里親制度」を導入しており、飛島村民を大いに感動させました。

【ほると台団地】
 農業公園である「サンテパルク田原」で昼食・見学した後、渥美郡土地開発公社が行った住宅地開発を見学しました。飛島村の現行総合計画では長期的視野に立った住宅地開発を重点プロジェクトとしてあげており、新計画にも引き続き盛り込んでいく予定です。
 ほると台団地は、面積8.0ha、総戸数140戸と中規模な住宅団地です。ゆったりとした歩道や、宅地と宅地の間にはコモンスペースが確保されているほか、建築協定により良好な住宅地が形成されています。宅地販売時の平均倍率が4.5倍と高くなったのも納得がいきます。

 今回の視察を通じて肌で感じたことが、今後の議論に大いに生かされることを期待しています。

 (2000.11.14/加藤)