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福岡の都心部の見学

2000.3.23

 名古屋都市再開発研究会のまちづくり事業推進委員会による博多リバレインの見学会に先立ち、博多駅から北西側に広がる福岡市の都心部を見学した。午前中は時々大雨も降り、昼前には見学をやめたが、博多の夜と朝を満喫できた。



○天神

 文字通り福岡の中心地。西鉄福岡駅、高速バスターミナル、三越、ソラリア、岩田屋、大丸といった百貨店や天神地下街や、市役所、アクロス福岡など公共施設が集積する。百貨店、鉄道駅、バスターミナルが一体的で、名古屋駅と比べてもアクセスしやすい。また、駅の西側にある新天地という商店街でも人通りが多い。



○中洲・博多リバレイン周辺

 中洲は全国有数の歓楽街。平日の夜にも関わらず10メートル歩くごとに風俗関係の人に声をかけられた。一方通行の狭い道路でタクシーも連なっており、九州とアジアの人達が集積する博多のパワーここにありという感じ。中洲内の万潮という店のイカの活けづくりはおいしく、博多川沿いのラーメン屋ではついつい替え玉を。



○都心部は100円で乗車が可能−西鉄バス

 天神、博多駅、博多リバレイン、キャナルシティなど都心部を結ぶ循環バスをはじめ、都心エリアを走るバスはこの区間だけ100円で乗車できる。4月からはさらに100円エリアが拡大する。自治体・民間とも市街地整備と交通を連携させて取り組んでいる感がある。

(2000.3.27/浅野 健)