| 【事業概要】地区面積:約2.2ha
 敷地面積:約17,262u
 建築面積:約8,010u
 延べ床面積:約96,770u
 主要用途:共同住宅 商業・業務、公益施設、拠点変電所
 【事業内容】 <立地>
 渋谷区代官山地区、渋谷駅から東横線で1駅の代官山駅に隣接。
 <従前>
 当地区の従前は1927年建築された同潤会アパートである。同潤会アパートは345戸の鉄筋アパート造の近代住宅で当初は最先端の集合住宅であったが、築70年という老朽化、また狭小、現代の生活水準に合わないといったことから問題を抱えていた。
 <経緯>
 そこで、1980年「地元の発意による考える会」が発足し再開発が芽ぶき、その後「再開発準備組合」が結成された。 90年代の経済崩壊という壁に遮られながらも、関係者の熱意により、権利者600余人という現状の中、1994年「代官山地区市街地再開発組合」の設立、2000年8月に工期4年を費やし、「代官山アドレス」がついに完成した。
 【施設内容】   住宅と商業施設、公益施設がひとつになった大規模複合施設。
 36階建ての超高層住宅棟「ザ・タワー」がそびえる。
 タワーを中心に36店が入るファッションビル「ディセ」や「アドレスプロムナード」、25m温水プールのある「代官山スポーツプラザ」、冠婚葬祭や地域活動・文化活動に利用できる「代官山コミュニティルーム」、お祭りやイベントに使用できる多目的広場「アドレスコート」なとがある。
 また、代官山が培ってきた文化的イメージを受け、内外の10人の作家によるアート作品も随所に配置されている。
 【地域活動 「代官山ステキ委員会」】「代官山ステキ委員会」は、「代官山地区市街地再開発組合」や「さよなら同潤会代官山アパート写真展」を開催した地元町内会グループのメンバー等が中心となり2000年1月に発足し、代官山の新しいまちづくりに大きな役割を果たしてきた。
 <5つのシンクタンク事業>
 1)   代官山一帯の500軒の店舗、オフィスなどを紹介する「代官山ステキガイドブック」の発行、また、代官山ホームページ、代官山コミュニティパーティなどを継承発展させる情報受発信・ネットワーク事業
 2)   街の総合案内所の運営・サービス事業
 3)   街の環境美化推進、文化、芸術スポーツ振興などコミュニティデザイン事業
 4)「代官山のコミュニティビジネスづくり」  まちづくりの「提案・支援」「調査研究業務の受託」
 
 
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