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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第98号]2004/4/5
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 624−−□

 スペーシア・メールマガジンの第98号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・学生提案型地域づくり協働支援事業 地域づくり事業計画の公募
   ・「車いすでも通院できる診療所マップ」の紹介 
  ◆名古屋まちづくり情報◆
   ・活発な動きを見せている岐阜市内の再開発 
  ◆施設紹介◆
   ・おかざき世界こども美術博物館    
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 学生提案型地域づくり協働支援事業 地域づくり事業計画の公募 ○

 愛知県は、平成16年度の新規事業として、学生のユニークな発想や行動力を、新たな
地域おこしにつなげるとともに、学生の地域づくり活動への参加の促進を図ることを目的
として、「学生提案型地域づくり協働支援事業」を実施します。
 この事業は、学生と、地域における他の主体(行政、NPO、コミュニティなど)とが協
働して進める地域づくり事業計画を、県内の学生グループから募集し、優れた計画につい
ては、県がモデル事業として、実施に要する経費を負担する等、によりその実現を支援し
ます。

【募集期間】
平成16年4月1日(木)から平成16年6月4日(金)まで
※詳細については、
愛知県地域振興課のホームページ(http://www.pref.aichi.jp/chiiki/)
をご覧下さい。

連絡先:愛知県企画振興部地域振興課地域振興グループ
    電話 052-954-6096(ダイヤルイン)
    E-mail chiiki@pref.aichi.lg.jp

〜愛知県企画振興部地域振興課の岡田さんより情報提供いただきました〜 

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○ 「車いすでも通院できる診療所マップ」の紹介 ○

 誰にとってもそうですが、どの診療所がいいのだろう・・・、と診療所選びはいろ
いろ迷われますよね? 
 車いすユーザーにとっては、まず、診療所の中まで入ることはできるだろうか?診
察室へは?トイレは?といったハード面のことはもちろん、介助を必要とする場合の
診療所の対応など、通院する前に知りたいことはたくさんあります。しかし、そう
いったことがわからず、必要がなくても大きな病院へ通いがちです。
 そこで、くれよんBOXで、名古屋市内の、車いすで診察室まで行くことのできる診
療所87件を調べ、HPで詳細に紹介しています。
先生の写真やコメントもあります。
いろいろな方に利用していただければと思います。

くれよんBOX 
http://www.crayon-box.jp/

※くれよんBOXは、名古屋市の認可を受けた小規模作業所です。主なメンバーはAJU福
祉情報誌の編集委員。HPでは地域で暮らす障害をもった人に役立つ情報を紹介してい
ます。

〜くれよんBOXの橋本知佳さんから情報提供いただきました〜

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 活発な動きを見せている岐阜市内の再開発 ○

 岐阜市は、JR岐阜駅前から柳ケ瀬一帯を昨年7月に都市再生緊急整備地域の指定を受
け、官民一体となった再開発・まちづくりを積極的に進めている。JR岐阜駅前地区では、
JR駅ステーションビルの取り壊し工事に着手、「杜の中の駅」をコンセプトとした、駅前
広場整備が本格的に動き始めた。民間の再開発計画も各地区で進行している。先人を切っ
て吉野町6丁目地区では、優良建築物等整備事業によりホテルを中心とする「リブラ2
1」が3月2日にグランドオープンした。JR駅前東地区では、2005年5月竣工をめざして
市街地再開発事業によるオフィスビルの建設工事が進んでいる。岐阜駅西地区では、16年
前に再開発組合が設立され、三越の出店意向撤回によって紆余曲折したが、一昨年、企業
提案方式を採用。岐阜市の進める都心居住施策を受け、分譲マンション、賃貸住宅、福祉
施設、商業施設等で構成される超高層ビル建設の方向がまとまり、事業化に大きく踏み出
した。保留床処分先もほぼ固まり、事業フレームが確立されたことから、早期着工をめざ
して、関係者の調整が進められている。小規模なアパレル企業が集積する問屋西部地区で
も、長年再開発の検討が進められてきたが、南街区が先行して準備組合を設立。アパレル
結集拠点「アパレル・マート」の整備を目標に、現在、年内での市街地再開発事業の都市
計画決定をめざした活動が進んでいる。

 一方、大型店の撤退・閉鎖で岐阜都市圏の中心商業地としての経済基盤が低下している
柳ケ瀬地区でも、近鉄百貨店の跡地で情報発信基地の建設事業が進んでいる。柳ケ瀬北地
区や高島屋南地区でも、再開発の準備組織が、商業、福祉、住宅を主とした市街地再開発

業に取り組んでいる。2地区とも年度内での都市計画決定をめざし、調整が進められてい
る。

 地方都市の経済はまだまだ厳しい状況にある。40万都市、多くの地区で進められてい
る再開発について、需要面で心配する声もないわけではない。しかし、岐阜市では、ハー
ド整備をめざす再開発組織ばかりでなく、「ぎふまちづくりセンター」や「岐阜市にぎわ
いまち公社」をはじめ、中心部を活性化しようとする市民の草の根的活動も活発化してお
り、官民一体となって取り組む積極的な活動の蓄積が、厳しい経済状況や様々な課題を乗
り越えて、都市再生に向けて大きく踏み出し始めている。 (浅野泰樹)

 市街地再開発事業等の概要
  http://www.city.gifu.gifu.jp/machi/map/map.htm

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 ◆施設紹介◆ −名古屋から情報発信−
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○ おかざき世界こども美術博物館 ○

 「おかざき世界こども美術博物館」は岡崎市の郊外、岡崎地域文化広場という緑に囲ま
れた大きな公園内にある。この施設は昭和53年、愛知県による地域文化広場等整備事業の
一環として、岡崎市が県に整備要望を行ったことをきっかけに事業がスタートし、昭和60
年にオープンする。当時、世界で初めての本格的な子供ための美術博物館として構想され
完成に至った。施設の特徴は参加型体験美術博物館というコンセプトにあり、単に作品を
鑑賞するという施設にとどまってはいない。

 この施設は正確に言うと「おかざき世界こども美術博物館」と「親子造形センター」と
いう2つの施設から成る。「おかざき世界こども美術博物館」では、年に5回程度の展示会
を企画しており、ここでは子供たちが触ったり、動かしたりといった、実際に体感できる
作品展示に力を入れている。「親子造形センター」では絵画教室、工作教室、粘土教室、
EBアート(簡単な陶画作成)教室が開催され、専門家の指導のもと気軽に創造活動を楽
しむことができる。製作にかかる時間は30分から2時間程度で、参加費用は100円から1000
円程度となっている。

 これらの施設はオープン以来、毎年10万人を越す多くの入館者を記録しており、非常に
人気の施設となっている。来館者は岡崎市内のみならず、周辺から子供会などが主催し、
バスをチャーターしてやってくるそうである。また、多くの人が年に数回とか、毎年来る
というようにリピーターになっているそうである。特に「親子造形センター」は、休日と
もなると常にいっぱいの状態で、親子ともども、作品づくりに没頭する姿を目にすること
ができる。

 施設の運営は「おかざき世界こども美術博物館」は岡崎市、「親子造形センター」は岡
崎市会館施設管理協会が行う。「親子造形センター」の各教室で指導にあたる方々は、主
に定年退職した美術担当の教師だそうで、嘱託職員として平日も常駐している。運営上の
苦労としては、マンネリ化しない内容の展示会や教室を開催していかなくてはならないこ
とで、リピーターが多い施設として、飽きさせない工夫に気を使っているそうである。
 
 「おかざき世界こども美術博物館」は子供の創造力を育む施設として、全国でも先駆的
な施設と言えよう。今後、新たな市民サービスを提供する公益施設として、多くの市町村
で類似の施設が建設されるのではないだろうか。 (堀内研自)

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− info@spacia.co.jpへ
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・3月下旬からウィルスメールが急増しました。このメルマガ用に利用しているアドレス
 に多数送信されてくることから、アドレスを変更することにしました。これまでのアド
 レスは利用できなくしましたのでよろしくお願いします。
・送信されてくるウィルスのほとんどがNetskyですが、このウィルスは送信者詐称が
 行われるため、当方のメールアドレスからメールがきたという警告をもらうことも増え
 てしまいました。送信されてくる時間帯が夜や休日が多いことから、自宅で利用され
 ているパソコンがウィルスの被害に合い、それに気がついていない人が多数みえる
 と思われます。念のため、自宅のパソコンをチェックされることをお勧めします。

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 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
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