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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第58号]2002/9/23
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 466−−□

 スペーシア・メールマガジンの第58号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・Ceramic Photo Festa 2002 
  ◆名古屋まちづくり情報◆
   ・2005年には名古屋にメガショッピングゾーンが完成  
  ◆視察レポート◆
   ・ユニバーサルな社会への総合生活提案館「ATCエイジレスセンター」 
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ Ceramic Photo Festa 2002 ○

 「やきもの」に親しんでもらいたい!! 魅力をもっと知ってもらいたい!! との思いか
ら東海地方のやきもの産地(美濃・瀬戸・常滑・萬古)が協力して、写真コンテスト「セ
ラミックフォトフェスタ」を実施します。自分で創った「やきもの」、お気に入りの「や
きもの」、やきもの産地の風景など「やきもの」に関する写真であれば、どんなものでも
OKです。

■Ceramic Photo Festa 2002■
 最優秀賞1作品には素敵なやきものセットと賞金10万円をさしあげます。
●最優秀賞(1作品)10万円 + やきものセット
●優秀賞(部門ごとに1作品)1万円 + やきものセット
募集期間  8月1日(木)〜10月31日(木)

※審査結果発表は、平成15年1月中旬を予定しています。
  詳細はこちら。→ホームページ:http://yakimono.info/
  ご質問があればスペーシア竹内までお電話ください。

〜スペーシア・竹内〜

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 2005年には名古屋にメガショッピングゾーンが完成 ○

 最近、名古屋都心の議論の中で、名駅地区が注目を浴びている。これは2000年3月
にJRセントラルタワーズ(延床面積約42ha、高さ245m)が威容を表し、これに続
いて豊田毎日ビル(延床面積約19ha、高さ245m)や牛島南地区(約14ha、180
m)の再開発事業計画が公表されて、2007年に完成することになる。そして都市再生
緊急整備地域に名駅東地区が一次指定されたこともあり、名古屋都心で大きな地殻変動が
予感されるためであろう。
 さて、もう一つの名古屋都心のコアとなる栄地区はどうであろうか?名駅地区のように
高さを競う開発はないが、都心としての質的充実が着々と進んでいる。第一に挙げなけれ
ばならないのが、大規模商業施設の充実である。松坂屋南館の増床(延床面積2ha、店舗
面積1ha)と三越南館の増築(Sakae NM2005、延床面積7ha、店舗面積3ha)がそれであ
る。前者は2003年秋、後者は2005年春にオープンする。これにより、広小路通か
ら若宮大通まで(大津通と久屋大通に挟まれたエリア)、三越(本・南)、松坂屋(北・
本・南)、パルコ(東・西・南)の8棟によって、店舗面積20ha、延床面積38haが連
なることになる。これに隣接する丸栄を加えると店舗面積25ha、延床面積50haの一大
メガショッピングゾーンを形成することになる。因みに名古屋駅での大型商業施設は、J
R名古屋高島屋、名鉄百貨店、近鉄百貨店、松坂屋名駅店で、店舗面積は16haであり、
栄地区の集積が一層顕著になった。
 さらに、栄のメガショッピングゾーンの東に久屋大通が南北に走るが、そこではゆった
りとした憩いの場が提供され、同時にイベントの開催により大きな集客を生んでいる。今
年の秋には栄公園(オアシス21)がオープンすることになる。そして、愛知芸術文化セ
ンターやNHK名古屋放送センターといった文化情報発信施設もすでにある。
 他方、栄のメガショッピングゾーンの西に大津通が南北に走るが、その沿線には、百貨
店や大規模専門店以外にブランドショップ(個店)が徐々に集積を高めてきている。間も
なく(今年の10月)、安藤七宝店店舗跡に、Max Maraのブランドショップのほ
か、安藤七宝店、七寶藏部(安藤コレクション)、イタリアカフェレストランを含む名古
屋クロイゾンスクエアがオープンする。“クロイゾン”とは“七宝”を意味する。これに
よって、一層ブランドショップゾーンのイメージを高めることになる。
 これだけの商業集積(メガショッピングゾーン)と質の高い都市環境は全国は言うに及
ばず、世界的にも類を見ない存在ではないだろうか。これら商業空間と公共空間の集積を
活かして、もっと楽しい都心空間にしていくことが求められているのであろう。その仕掛
けの一つとして、久屋大通沿いに、オープンカフェの実験を行う。これで3回目である
が、ゆったりと都市景観を楽しむゆとりがここでは欲しい。久屋大通5箇所を中心に、広
小路通の公開空地3箇所を活用しながら、10月12日(土)〜14(月・祝日)、18
日(木)〜20日(日)の6日間開催される。是非、ご来場を乞う! (井澤 知旦)

参考HP
名駅の開発動向
 http://www.kawatu.co.jp/nagoya/kwb/kwq_a01.html
名古屋三越南館(SakaeNM2005)
 http://www.mitsukoshi-nag.co.jp/nm2005/home.html
栄公園(オアシス21)
 http://www2.ocn.ne.jp/~sakaesin/
名古屋クロイゾンスクエア
 http://www.ando-shippo.co.jp/andohome/web/page7.html
オープンカフェ(過去)
 http://www.spacia.co.jp/rubadub/2002/opencafe.htm
 http://nagoyanet.ne.jp/cafe/


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 ◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ ユニバーサルな社会への総合生活提案館「ATCエイジレスセンター」 ○

 大阪南港のアジア太平洋トレードセンター(ATC)に平成8年に開設された、ユニ
バーサル商品の展示施設。高齢・福祉市場へ参入する企業の営業活動のサポートを主目的
に、「ユニバーサルな社会への提案」「次世代産業の育成」「海外福祉先進国の情報の紹
介」の3点において、年齢やハンディのあるなしに関わらず、豊かな生活を送ることの出
来る社会の実現をめざす。
 平成7年、朝日新聞がメディアとして高齢化社会に向けての対策を検討し、ハード拠点
の必要性を感じたことから、大阪市に相談を持ちかけたところ、福祉産業の育成を課題と
する経済局が協力を申し出た。そこへ入居者を募集していたATCが床提供を申し出て、
三者のニーズが合致し、実行委員会をたちあげた。半年の協議を経て、平成8年4月、A
TCのITMビル11階に3,000uでエイジレスセンターを開館させた(現在は5,000uにス
ケールアップ)。
 開設当初はブース形式の企業展示がほとんどであったのが、最近はブースを減らし来訪
者が体験できるような工夫がされている。本物そっくりのバリアフリーローソン、銀行の
ATM、駅の改札とプラットフォームなど、館内につくられた建物や街並の中での「移
動」を通して、どんな人にもハンディを感じさせないバリアフリーの街づくりが提案され
ている。その他、電動車椅子の試乗コーナーやバリアフリーのアイディア満載の住宅展示
などがあり、老若男女それぞれの視点で楽しめる。来館者数は年間約17万6千人(平成13
年度)。全国の自治体、社会福祉協議会、福祉施設、ケアマネージャー、ホームヘルパー
などの見学者も多く、また海外からの視察も多い。団体見学件数は毎年2割、増加してい
る。 (竹内 郁)

【開館時間】10:30〜17:30 水曜日以外毎日開館。
ATCエイジレスセンター ホームページ http://www.ageless.gr.jp/

→ホームページに写真を掲載しています。
 http://www.spacia.co.jp/Mati/sisatu/atc-ageless.htm

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− mm@spacia.co.jp へ
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・発行が1日遅れてしまいました。メールマガジンの発行は隔週月曜日としていますが、
 月曜日は祝日となることが多く、仕事を休んでいると自宅から発行することになりま
 す。メールはどこからでも送信できるのが強みなのですが、「忘れる」という問題には
 対処できません。今回はすっかり忘れておりました。
 最近、物忘れが多くて…。そろそろ発行担当を変わってもらった方がよいのかもしれ
 ません。

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 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
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