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スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定)  □[第374号]2014/11/11□  □配信数 738□

スペーシア・メールマガジンの第374号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。

<内容・目次>
 ◆まちのトピック◆
 ・愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会 2014年12月交流会
  「岡崎市松本町の取組から 空き家を活用した地域のにぎわいづくりを学ぶ」
 ・第二回「円頓寺・四間道界隈ショップ・マネジメント講座」
 ◆図書紹介◆
 ・「自転車に冷たい国、ニッポン −安心して走れる街へ」/馬場 直子 著
  岩波ブックレット/2014年9月26日発行
 ◆読者の声◆
 ◆スペーシアのこの頃◆

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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会 2014年12月交流会○
 「岡崎市松本町の取組から 空き家を活用した地域のにぎわいづくりを学ぶ」

岡崎市中心市街地の北のはずれに位置する「岡崎市松本町」。
江戸時代は門前町、明治後期から昭和中期頃までは花街として栄えた歴史あるまちです。
近年、高齢化や老朽化した空き家の増加等の課題を抱え、
町内会、松應寺、岡崎まち育てセンター・りたの三者で「松應寺まちづくり協議会」を設立し、
子どもから高齢者まで誰もが暮らしやすい、にぎわいのあるまちづくりに取り組んできました。
今回の交流会では、天野裕さん(NPO法人岡崎まち育てセンター・りた)にまちを案内して
もらうとともに、「松應寺横丁まちづくり協議会」の取組(日本建築士会連合会第8回まちづくり賞
受賞)についてご紹介いただきます。

貴重な機会となりますので、皆さん奮ってご参加ください!

★松本町のガイド&講師
・天野 裕さん(NPO法人岡崎まち育てセンター・りた)

★開催日時:12月5日(金)14:30〜17:30(集合14:20〜)

★開催・集合場所:岡崎市図書館交流プラザ・りぶら
  〒444-0059 愛知県岡崎市康生通西4丁目71
         TEL:0564-23-3100
  【行き方】※名鉄名古屋から東岡崎まで 32分
        ※名鉄バス 光ヶ丘、日名町経由 岡崎駅前行
          名鉄東岡崎駅 14:10 → 図書館交流プラザ 14:17

★参加料:無料 ※現地で資料(100円)を購入

★参加申込:氏名、所属、電話、FAXをご記入のうえ、
      EメールまたはFAXにて事務局までお申し込み下さい。

★宛先:愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会事務局
   (株)都市研究所スペーシア  担当:浅野(健)
   Eメール:machi@ai-machicon2014.sakura.ne.jp
   FAX:052−242−3261

※チラシ・申込書は、近日中にホームページからダウンロードできるようにする予定です。
http://ai-machicon.com/

★申込締切日 2014年12月1日(月)

〜スペーシア・浅野健〜
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○第二回「円頓寺・四間道界隈ショップ・マネジメント講座」○

円頓寺商店街・円頓寺本町商店街・四間道界隈では、商店街の
空き店舗活用や町家をコンバージョンしての店舗活用が進みつつあ
ります。そこには個店の努力と、多くの関連する人・団体のまちづくりへの
シナリオがあります。今回、実際におきた事例をもとに歴史あるコミュニティ
内での出店、事業運営に関しての連続講座を実施します。

第二回目として円頓寺・四間道界隈で2014年6月にオープン
し女性スタッフのみで運営されているレストラン「懐韻(なつね)」のオーナー
である池田美香子さんによるサロン−トークを開催します。
当界隈への出店理由、ご苦労された点など、特に女性の経営者・出店者
としての視点も含めて、普段聞くことができない内容をざっくばらんにお話い
ただきます。

日程:平成26年11月23日(日曜) 14時〜15時30分
場所:「わや食堂」5F
   愛知県名古屋市西区那古野1-20-30 
講師:池田美香子氏 
定員:35名程度
参加費:無料
お申し込みフォーム
https://pro.form-mailer.jp/fms/29f5a43459420

お問い合わせ:
アルカダッシュ株式会社 藤澤徹
052‐332‐4077

〜スペーシア嘱託研究員・藤澤〜

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◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○「自転車に冷たい国、ニッポン −安心して走れる街へ」/馬場 直子 著○
 岩波ブックレット/2014年9月26日発行

?毎日新聞の自転車問題キャンペーン「銀輪の死角」をスタートさせた馬場記者が、
自転車を取り巻く現状を63ページと少ないページで、簡潔にまとめたのが本著
である。2020年の東京オリンピックは、日本が車社会から脱出するチャンスであり、
大規模に街や道路を見直すこの機会に歩行者や自転車が安心して通行できる街を
目指すべきという著者の考え方には非常に共感できる。
?また、自転車事故は全体的には減少傾向にあるものの、歩行者との事故だけは
増加傾向にあるそうだ。そして、2010年に法律雑誌上での交通事故専門の裁判官
による討論で「歩道上の事故は原則、歩行者に過失(不注意による落ち度)はない」
という「新基準」が出され、全国の裁判でも参考にされているようである。
道路交通法では歩道上の自転車通行が原則禁止され、通行できる場合には歩行者の
安全に注意する義務があるという裁判官の指摘も確かではあるが、自転車の
車道通行が一般的に浸透していない状況での「新基準」に疑問を呈する弁護士の方が
理にかなっているように思う。自転車に乗った小学生が歩行者に重傷を負わせた事故で、
2013年に小学生の母親に約9500万円の賠償が命じられた判例など、自転車で歩行者を
死傷させた場合に、高額な賠償を命じる判決が相次いでいる。
?改正道路交通法や国土交通省ガイドラインによって、自転車の車道左側通行への
転換が図られているものの、自転車レーンの整備も自転車利用者の意識改革も
まだ十分とは言えない。しかしながら自転車は、交通社会全体でみれば弱い存在で
あるものの、さらに弱い存在の歩行者を傷つけてしまうことが問題であることは
間違いない。これまでは、自転車は車にはねられる被害者という意識が強かったとは
思うが、これからは自転車に乗れば子どもであっても加害者になる可能性があり、
交通安全の義務があることを認識すべきである。短時間で読むことができるので、
自転車に乗る方はもちろん、自身が自転車に乗らなくても自転車に乗る子どもを
持つ親御さんには是非読んでいただきたい。
(山崎 崇)

<関連ページ>
「自転車”道交法”BOOK/疋田 智・小林 成基 著」
http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/bdoukouhou.html
「自転車の安全鉄則/疋田 智 著」
http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/zitensyanoannzentessoku.html
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由/疋田 智 著」
http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/soredemozitensya.html

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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・初めての試みである愛知登文会の特別公開が無事終わりました。
 弊社スタッフも手分けして各地に出かけましたが、普段公開されていない建物を
 見せていただいたり、所有者や専門家の方による解説をお聞きできました。
 ご協力をいただいたみなさまに感謝致します。

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  を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成できれ
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(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
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   TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
   URL http://www.spacia.co.jp/
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