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スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定)  □[第292号]2011/9/12□  □配信数 776□


スペーシア・メールマガジンの第292号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。

前号のメルマガ291号は、メールサーバーの調子が悪く、何度も送信し直したため、
全く届かなかった方と、何通も届いた方とがいらっしゃったかと思われます。
ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。

<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
  ・名古屋市都市計画マスタープランシンポジウム・パネル展
  ・都心まち歩き隊ワークショップ 参加者募集
  ・第2回そぶえノルディックウォーキング大会参加者募集
  ・日本一の銀杏の郷 祖父江銀杏林セラピーウォーキング
  ◆おもしろイベント◆
  ・けんちく体操ワークショップIN名古屋
  ◆図書紹介◆
  ・「住まいの解剖図鑑 心地よい住宅を設計する仕組み」/増田奏 著
  ◆読者の声◆
  ◆スペーシアのこの頃◆

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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○名古屋市都市計画マスタープランシンポジウム・パネル展○
「駅そばまちづくりと都市防災」

名古屋市では、長期的な視点に立ち、将来の都市像やまちづくりの方向性を示す、
名古屋市都市計画マスタープランの策定を進めております。
同マスタープランの中心的な取り組みである駅そばまちづくりに東日本大震災の教訓を
どのように生かしていくかを考えるシンポジウム及びパネル展を開催します。

●シンポジウム
日時:平成23年10月15日(土) 10:30〜(10:00開場)
場所:名古屋都市センター11階大ホール
    (中区金山町一丁目1-1 金山南ビル)
定員:先着申込150名(参加無料)
応募締切:平成23年9月30日(金)
応募方法:はがき、ファックス、Eメールにて
@「都市マスシンポジウム希望」
A住所
B氏名
C電話番号
を記入して「都市計画課」までお申し込みください。
はがき〒460−8508 名古屋市中区三の丸三丁目1番1号
ファックス 052−972−4164
Eメール a2712@jutakutoshi.city.nagoya.lg.jp

詳しくは本市HPへ
http://www.city.nagoya.jp/jutakutoshi/page/0000027355.html

プログラム:
1.基調講演「「東日本大震災に学ぶ」名古屋の東海・東南海・南海地震対策について」
  福和伸夫氏(中央防災会議 専門調査会委員)

2.都市計画マスタープランの説明
  説明者:鈴木英文 (名古屋市住宅都市局都市計画課主幹(長期都市施策))

3.パネルディスカッション
  堀越哲美氏(名古屋市都市計画審議会会長 都市計画マスタープラン部会部会長)  
  福和伸夫氏(中央防災会議 専門調査会委員)
  村山顕人氏(名古屋市都市計画審議会都市計画マスタープラン部会部会員)
  松田曜子氏(特定非営利活動法人レスキューストックヤード事務局長)
  鈴木英文 (名古屋市住宅都市局都市計画課主幹(長期都市施策))

●パネル展
建物倒壊などを実感できる機器もございます。
日時:平成23年10月12日(水) 14:00〜18:00
    平成23年10月13日(木) 10:00〜18:00
    平成23年10月14日(金) 10:00〜16:00
場所:名古屋都市センター11階大ホール
    (中区金山町一丁目1-1 金山南ビル)

主催:名古屋市 共催:名古屋都市センター
お問い合せ:名古屋市住宅都市局都市計画課
       電話 052-972-2712
http://www.city.nagoya.jp/jutakutoshi/page/0000027355.html

〜名古屋市住宅都市局・鈴木英文様より情報提供いただきました〜

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○都心まち歩き隊ワークショップ 参加者募集○

いつもとちょっと視点を変えて、みんなでまちを歩いてみませんか。
そこで見たこと、感じたこと・・・
魅力的なまちの過ごし方について楽しく語り合いましょう。

初日(10/22)が屋外まちあるき活動(雨天時は屋内に変更)、
2日目(10/23)が室内ワークショップとなります。

◎開催日: 平成23年10月22日(土)・10月23日(日)
       両日とも13時〜17時30分

◎会 場: ナディアパーク6階デザインセンター(22日は集散場所)

◎参加費: 無料(1日あたり、500円のクオカードを進呈)

◎定 員: 両日とも100名(4人までのグループ応募も可能です)

◎主 催: みちまちウィーク2011実行委員会

◎その他: Android端末をお持ちの方はアプリをダウンロードすることで
       スマホを使ったまちあるきを体験できます(デモ機もあり)。

◎申込方法:以下のwebサイトから、9月30日までにお申し込み下さい。
       ・応募者多数の場合は抽選(当選者は10/7までに郵送で連絡します)
        http://www.machiaruki758.com

〜日建設計・森島仁より情報提供いただきました〜
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○第2回そぶえノルディックウォーキング大会参加者募集○
  (平成23年度 あいちエコモビリティライフ実践促進モデル事業)

◎ノルディックウォーキングとは
  フィンランド発祥の新しいウォーキングが、いま注目を集めています。ウォーキングポールを
持って歩くことにより、腕や肩などの上半身の筋肉が活動します。通常のウォーキングに比べ、
エネルギー消費量が平均20%上昇し、さらに下半身や腰にかかる負担が激減されることが、
大きな特徴です。

◎開催日  平成23年10月9日(日)13:30〜15:30
                 (受付 12:30〜13:30)

◎場 所  祖父江ふれあいの郷〜国営木曽三川公園ワイルドネーチャープラザ(約4q)
         (受付:祖父江ふれあいの郷駐車場内テント)

◎参加費  1,000円(ふれあいの郷入浴券付き)

◎定 員   100名

◎内 容  講師による簡単ノルディックウォーキング講座及び大会
    
◎主 催  祖父江町商工会

◎申込方法  
  1)住所 2)氏名 3)生年月日 4)性別 5)電話番号 6)レンタポールの要または不要
  を記入の上、祖父江町商工会事務局(〒495-0002 稲沢市祖父江町山崎下枇486の1)へ
  9月22日(木)(必着)までにハガキまたはFAX(0587-97-6324)お申し込み下さい。
  尚、定員になり次第締め切らせていただきます。

〜スペーシア・浅野(健)、朝倉〜
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○日本一の銀杏の郷 祖父江銀杏林セラピーウォーキング○
  (平成23年度 あいちエコモビリティライフ実践促進モデル事業)
 
最近なんだか疲れ気味かも?
そんな方にお勧めしたいのが「祖父江銀杏林セラピーウォーキング」。
銀杏の樹木が発する心地よい香りと緑や黄色を見ることで体が受けるリラックス効果は
とても大きいもの。さらに小鳥の鳴き声、林間を吹き抜ける風などは、私たちの五感を
心地よく刺激して力を生み出してくれます。
名鉄尾西線を使って、ぜひお越しください。

◎開催日  平成23年11月19日(土)〜27日(日)9:00〜15:00
         (第14回そぶえイチョウ黄葉まつり開催期間中)

◎場 所  稲沢市祖父江町山崎
        (受付:そぶえイチョウ黄葉まつり山崎会場本部テント)
       名鉄尾西線山崎駅すぐ      

◎参加費  無料(事前申込不要)

◎内 容  山崎の銀杏林の中をウォーキングします(距離3.3km)
    
◎主 催  祖父江町商工会

〜スペーシア・浅野(健)、朝倉〜

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◆おもしろイベント◆
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○けんちく体操ワークショップIN名古屋○

 スペーシアメールマガジン第288号の図書紹介で取り上げられていた「けんちく体操」、
折しも8月最後の日曜日に名古屋で初めてのワークショップ(以下WS)が開催される
とのことで、娘二人と参加してみました。会場はナディアパークのアトリウム。当日は
「にっぽんど真ん中祭り」の最終日で、ナディアパークの中も外もかなりのにぎわいで、
開始時には40名ほどの参加者が集まりました。そこへ白衣を着たけんちく体操博士
イサーム・ヨネとスタイリッシュなレオタードに身を包んだけんちく体操マン1号・2号・
けんちく体操ウーマン1号が登場。博士は「けんちく体操」を考案した米山勇氏(建築史家・
東京都江戸東京博物館研究員)であり体操マンもそれぞれに学芸員や建築家など
建築業界で活躍される方々なのですが、そういった説明は一切なく、テンポよくWSが
始まりました。
  広々としたアトリウムに縦型の大型ディスプレイが複数並べられ、映し出される国内外の
建築物の写真を見ながら、参加者はその形を自分の身体で表現します。最初は1人で
できる「名古屋テレビ塔」「スパイラルタワーズ」「スーパードライホール」など。思い思いに
ポーズをとると、博士が会場を走り回って出来の良い2?3人を壇上に上げ、建築的講釈を
加えながらコメントし撮影。そして2人組での「豊田大橋」「国立代々木競技場体育館」など、
3人での「名古屋城」「タージ・マハル」と次々展開。このあたりになると、初めて会ったもの
同士でも活発な意見交換をし、長々と横になったり、カップルでブリッジをしたりと次々と
大技を決めるようになり、会場はヒートアップ。中盤からは三人の体操マンも会場に降り、
7〜8人組になって「ポン・デュ・ガール(ローマ水道橋)」「シドニー・オペラハウス」「名古屋市
美術館」など複雑な建築物に挑戦。遠目に見ている人にも次々に声をかけて参加者を増やし、
思わぬ解釈のポーズがあると全員で拍手するなど大盛況。
  このWSは事前申込不要で、閑散としていたり、子どもが退屈したりしたらどうしようかと
思っていたのですが、そんな心配は吹き飛んでしまうほどの盛り上がりでした。東京では
小学校でのWSも開催されるとのこと。小中学校の修学旅行前などにこのWSにみんなで
参加すれば、記念撮影が充実するのはもちろん、建築物への関心興味も深まること
間違いなし。名古屋市の公立小中学校の学習プログラムにぜひ加えていただきたい。
専門家によるWSでありながら、堅苦しくなく楽しく知識も得られる、素晴らしい「けんちく体操」。
そして翌日から3日ほど、いまだかつてない筋肉痛に襲われ、確かに「体操」だったと
実感したのでした。
(元研究員・西村郁)

→ホームページに写真を掲載しています。
  http://www.spacia.co.jp/Topic/event/kenchiku-nagoya/

参考
・図書紹介「けんちく体操/チームけんちく体操 著」
  http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/kenchikutaisou.html

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◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○「住まいの解剖図鑑 心地よい住宅を設計する仕組み」/増田奏 著○
   株式会社エクスナレッジ/2009年11月20日発行

 この本は、住宅設計を学ぶ学生のために設計上の初歩的な誤りを列挙し注意を呼び
かける「交通安全ガイドブック」のようなテキストとして書き始められたそうである。その後、
設計の根本にまで踏み込んだ解説を加えれば、実務を始めたばかりの若い設計者にも
役立つのではとの思いから軌道修正がされ、さらに自宅を建てようとする一般の人にも
これくらいの知識は必要になるのではということで、最終的に「解剖図鑑」という形になった
そうだ。
  「解剖図鑑」の名前にふさわしく、玄関や階段、和室、ベッドルーム、軒下、風通し、駐車
スペース、動線など住宅の様々な要素ごとに分解し、それぞれの空間の役割や種類に
ついて一般的な設計パターンを例示しながら、ふんだんなイラストとともに解説がされて
いる。住宅における専門的な内容を説明しているにもかかわらず、わかりやすくかつ面白い
のは、著者独特の表現による解説が大きな要因だと思う。例えば、家の断面図をハンバーガーに
見立てたり、住宅設計はお弁当づくりに似ているという表現は新鮮だった。曲げわっぱの
ような伝統的木造住宅、プラスチック製密閉容器のような高気密・高断熱住宅など、弁当箱と
同様住宅の姿かたちも様々で、弁当箱の中に注目すれば同じように間仕切りをつくり、この
おかずだけは外せないので、このおかずはあきらめるという決断が必要になることも似ている
という表現にはなるほどと思った。また、リビングは『翻訳するなら「座る部屋」』、浴室は
『日本のお風呂はみんなのものです』などと、目を引くコピーが各要素につけられているので、
『まずは興味がある部分、とりあえず役に立ちそうと思える部分からランダムにページを
めくっていただき、最終的には1800円分のもとをとってもらえば幸いです』と著者が述べている
読み方にピッタリの「解剖図鑑」である。ぜひ一読いただきたい。
(山崎 崇)

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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・冒頭にお伝えしたように、前回のメルマガ291号の配信では、みなさまに大変ご迷惑を
  おかけしました。291号はスペーシアホームページにアップ済みですので、こちらで
  ご確認下さい。
  http://www.spacia.co.jp/mm/291.html

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
  を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成できれ
  ばと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガジンに掲
  載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
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(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
  〒460-0008 名古屋市中区栄5-1-32 久屋ワイエスビル8階
   TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
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