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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第28号]2001/7/30
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 419−−□

 スペーシア・メールマガジンの第28号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・環境デザインワーク&シンクショップ−建築KID'S CLUB 2001−
   ・(社)日本都市計画学会中部支部設立10周年記念シンポジウム 
 ◆名古屋まちづくり情報◆ 
  ・愛知県常滑市「やきもの散歩道」を通して   
  ◆図書紹介◆
   ・IT用語のツボ     
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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◎ 環境デザインワーク&シンクショップ−建築KID'S CLUB 2001− ◎
             子どもがつくる商店街

子どもの視点で街を見つめ直そうという試み「街を探検し、街をデザインしてみよう
!」を開催します。98年にスタートしたこのユニークな試みも今年で4年目です。今
年は、「子どもがつくる商店街」をテーマとして、覚王山商店街の皆さんといっしょ
になって、店のデザインを考えてみます。商店街を探検したり、自分が考えた店の模
型をつくってみませんか?
 子ども建築研究会代表 鈴木賢一(名古屋市立大学芸術工学部)

 主催:子ども建築研究会、
 後援:覚王山商店街振興組合、城山・覚王山地区魅力アップ事業実行委員会

1)スケジュールとテーマ
第1回目:『商店街の探検・実測』 8月25日(第4土)   
 覚王山商店街を探検し、エコ・マネーで買い物をします。また、自分の好きな店を見
 つけて、店舗の実測をしたり、お店の人の話を聞きます。
第2回目:『お店の看板づくり』 9月15日(土、敬老の日) 
 お店の人と相談してお店を紹介する看板作りをします。
第3回目:『私がデザインしたお店』 10月27日(第4土)
 覚王山商店街の中に、自分の好きなお店をデザインして模型を制作します。
第4回目:『子どもが作る商店街』 11月23日(金、勤労感謝の日)
 皆が作った店舗の模型を持ち寄って、新しい商店街を作ります。
*1、2、4回目は13:00開始、3回目のみ10:00開始。各回とも17:00終了予定

2)会場
覚王山商店街周辺(詳細は後日お知らせします)

3)参加資格
まちづくりに興味のある大学生や社会人。
覚王山周辺の小学校5、6年生の児童の皆さん(兄弟の参加も可)で、全日程に参加
可能な方とします。御関心のあるお父さんお母さんの参加も歓迎します。

4)参加費など
毎回子ども1人500円、大人1人1000円。材料費などの実費および保険加入などの費
用にあてます。

5)葉書、FAX、E-mailのいずれかの方法で参加者の氏名、年齢、住所、電話番号、E
-mailを明記し、8月10日までに、下記までお申し込みください。応募多数で参加を
お断りする場合にのみ後日連絡いたします。

6)申し込み・問い合せ先〒464-0083 名古屋市千種区北千種2-1-10 名古屋市立大
学芸術工学部 鈴木賢一、TEL:052-721-5266(直通)、 FAX:052-721-3110、
E-mail:ken@sda.nagoya-cu.ac.jp

 〜名古屋市立大学鈴木賢一先生から情報提供いただきました〜

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◎ (社)日本都市計画学会中部支部設立10周年記念シンポジウム ◎
  「中部地方における市民参加型まちづくり行政のプラットフォームを求めて」
 
 【時間】2001年9月8日(土)13:30-17:15
 【場所】(財)名古屋都市センター11階大研修室
 【費用】無料
 【内容】近年、地方分権化や都市への市民ニーズの多様化のなかで、市民参
     加のまちづくりが注目されています。中部においても、まちづくり
     条例・要綱の制定、都市計画マスタープランの策定や街並み整備・
     中心市街地活性化・公園緑地整備など様々なまちづくり分野への市
     民参加が展開されつつあります。
     (社)日本都市計画学会中部支部では、設立10周年記念事業の一
     環として、中部7県における県・市町村の市民参加型まちづくりに
     ついて調査研究を進めてまいりました。このシンポジウムでは、中
     部における市民参加型まちづくりの到達点を確認したうえで、まち
     づくり行政のあり方を、市民代表・行政・専門家の立場から議論し
     てゆきます。
    ・プログラム
     13:30 開会の挨拶 和泉潤((社)日本都市計画学会中部支部長
         ・名古屋産業大学教授) 
     13:35 趣旨説明 福島茂(名城大学助教授)
     13:45 調査報告「中部における市民参加型まちづくりの到達点」
     14:25 基調講演「新しい時代の社会システムとしての市民参加型
         まちづくり」久隆浩(近畿大学助教授)
     15:05 休憩
     15:15 パネルディスカッション「中部における市民参加型まちづ
         くり行政のプラットフォームを求めて」
         コーディネーター:浅野聡(三重大学助教授)
         パネリストには、中部の市民参加型まちづくりに携わる市
         民代表・行政・専門家が加わります。
     17:15 閉会の挨拶
 【懇親会】シンポジウム終了後懇親会を開催します。(17:30-19:00)
     会場:オーキッドガーデン(同ビル2F)
     会費:3,000円
 
 〜国連地域開発センターの吉村輝彦さんから情報提供いただきました〜

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 愛知県常滑市「やきもの散歩道」を通して ○

 私が生まれ育った愛知県常滑市では、穏かな伊勢湾に巨大な空港島を建設中で、街も国
際空港の玄関口としてふさわしい都市へと大きく変わりつつある。

 一方、常滑は日本六古窯の一つとして数えられる焼き物産地で、今なお高い生産力を
誇っている。そして、市内には古くからの窯や煙突が残り、それら歴史的資源を活用し散
策しながら常滑の歴史・文化に触れられる「やきもの散歩道」が整備されている。散歩道
には窯や煙突の他、民家や工房を改装したギャラリー、ショップ、飲食店が点在している
他、最近では旧い廻船問屋の屋敷(市指定文化財)も整備され焼き物以外の常滑の歴史に
も触れられる空間になりつつある。散歩道を久しぶりに歩いてみるといくつか新しい
ショップができ、その充実ぶりが見受けられる。私は、そんな新しいショップの一つを訪
ねた。そこは、オーナーがスペーシアとも関わりが深く、HPでも紹介しているショップ
で、私自身久しぶりにお会いすることができた。

 今、散歩道は全国から多くの来訪者があり、常滑の重要な観光エリアとして位置付けら
れている。行政も散歩道を活用したまちづくりに力を入れ、住民も新たなショップをオー
プンさせるなど、盛り上りを見せているとオーナーは話してくれた。いずれも郷土をよく
したいという想いの表われであり、今後は空港ができるのだからそれを活かし、もっと多
くの人に常滑やいくつかの焼き物産地があるこの東海エリアを知ってもらえるようにした
いと意欲的だ。しかし、そのためには今以上に行政との連携や地元住民の理解も必要であ
ると課題をあげていた。1時間近くに亘りオーナーの熱心な話を聞いて、今後の常滑のま
ちづくりに対する大きな期待とともに、コンサルタントとしても何か地元のためにしてい
きたいという想いを改めて感じた。

 私が訪れた日は散策をするには大変な暑さだったが、オーナーは、そんな中来訪してこ
られた他のお客さんに「暑い中ありがとう」と声をかけられていた。ここは、人々をいつ
でも優しく迎え入れ、そして気持ち良くもてなしてくれるそんな穏かな空間であった。

 2005年に国際空港が開港し、街の表情や機能がどう変化するのか大変興味深いが、ここ
散歩道は常滑の歴史と文化が感じられ、今回訪ねたオーナーのような素晴らしい人がい
る、そんな場所であり続けて欲しい。                (村井亮治)
 
→ホームページに写真を掲載しています
  http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/tokoname.htm

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 ◆図書紹介 ◆−まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ IT用語のツボ  今泉大輔 著/技術評論社 ○

 「IT社会!」。もう聞き飽きたと思えるような言葉ではあるが、私達はどれだけこのIT
に関して理解しているのでしょうか。手段となるインターネットは使うけれども、それに
関連してでてくるさまざまな言葉、「プロトコル」「クライアント」「サーバー」「ドメ
イン」など、いまさら誰にも聞けないと考えている人が大多数かもしれません。その一方
で、コンピュータの基本に関わる言葉は、きちんとした解説をしてもらう機会があまりな
いのも現実です。
 私が仕事で関わっている人たちは40代前半〜50代の人が多く、そのなかではできる
だけコンピュータへの疑問を取り払おうと努めています。分からない言葉があればすぐ理
解させてあげるようにしています。ところが、どうしても説明をしづらい言葉なども、と
きには出てきます。頭では分かっていても、人に説明するときに困ってしまう、みなさん
もそんな経験はありませんか。
 本書は、そんなもやもやとしたことを取り除いてくれます。一つの言葉の意味はもちろ
ん、言葉の成立の背景なども詳しく説明してあります。理解できない言葉の数々からコン
ピュータ嫌いになる人がいます。例えば、面白おかしくインターネット用語が理解できる
のなら、それに越したことはありません。IT社会に生きるいま、一つのバイブルとして本
書はお薦めです。        (藤沢 徹)
 
→ホームページに表紙の写真を掲載しています
  http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/it-yougo.htm

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−mm@spacia.co.jp へ
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・商業施設のデザインで人気の「神谷利徳さん」のお店一覧・・・ていう特集があると面
 白いな。
 公団も商業施設に強くならねば・・・という状況に置かれていまして、できるだけいろ
 んな店に足を運んでいます。
 HPを見ても「神谷さんの店一覧」が無かったので、知ってる範囲で構いませんので、
 情報を集めたいですね。
 ちなみに私は、伸、飛猿、ゼットン、D&M、納屋橋バー・・・など探索しました。
 「本町通の復活」という感じになってますよ。
  都市公団中部支社 設計課 伊藤

→先日、スペーシアの11周年の会食を栄の「昇家」で行いました。ここも神谷さんの店
 でした。これまで忘年会などで利用した店の中にも神谷さんの店は多くありました。
 P.S.愛してるのホームページでも5つの店が紹介されていました。
 http://www.ctv.co.jp/gourmet/wspe/menu/2000/1026.html
検索エンジンではでてきませんが、神谷デザイン事務所のホームページがあり、
 その作品一覧で写真もみることができます。
 http://kamiyad.com/

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・スペーシアの夏休みは特に定めがなく、各自が都合をつけて自由にとるようにしてい
 ます。夏ぐらいは連続休暇をとるようにしたいものですが、なかなか調整のつかない
 者もいるようです。
・今回、1日早く発送したのは、担当の私石田が休暇をとったためです。そのうち、旅先
 からも発送できるようにしたいと思っていますが、どうなることやら。

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
   メールマガジン投稿用アドレス mm@spacia.co.jp
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
   http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
 〒460-0034 名古屋市中区栄5-16-14 新東陽ビル5F
  TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
   URL    http://www.spacia.co.jp/
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