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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第23号]2001/5/21
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 394−−□

  スペーシア・メールマガジンの第23号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック ◆ 
    ・千種二丁目(仮称)地区の共同開発事業者決定 
   ・「犬山のアンケート」の掲載 
   ・2001〜キャンパスパラダイス これでいいのか?名古屋の若人よ!    
  ◆図書紹介◆
    ・トヨタ「環境経営」ゼロエミッションへの挑戦 
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 千種二丁目(仮称)地区の共同開発事業者決定 ○

 都市基盤整備公団が昨年11月から募集・選定をおこなっていたサッポロビール跡地の共
同開発事業者が、トヨタ自動車(株)・森ビル(株)共同企業体に決定しました。
 この案は「これまでの日本にない都市空間と環境の創造:21世紀名古屋という都市の再
生・新生に向けて」をまちづくりの考え方としており、高層建築群によるランドマーク性
が評価されたということです。
 他の3案に対して、広域的な話題性、情報発信力では抜きんでている提案です。実現に
あたっては、様々な課題も予想されますが、名古屋の都心に一石を投ずる開発となること
を期待したいと思います。

 →公団中部支社のホームページにその概要、鳥瞰図が掲載されています。
   http://www.udc.go.jp/chikusa/osirase/index.html
 
  〜公団 竹内さんからいただいた記者発表資料を元にコメントしました〜

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○ 「犬山のアンケート」の掲載 ○

 スペーシアメールマガジン<[第17号]2001/2/26>で報告させていただいた「犬山の
アンケート」が「観光文化交流研究会」のページ
http://www.nagoyanet.ne.jp/inuyamania/kanbunken
に掲載されました。このページは犬山のメンバーが立ち上げた「イヌヤマニア」のページ
にぶら下がっているものです。
http://www.nagoyanet.ne.jp/inuyamania/
よかったら、一度ご覧下さい。

            〜スペーシア 浅野健〜
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○ 2001〜キャンパスパラダイス これでいいのか?名古屋の若人よ! ○

企業が協力して久屋広場行われる、学生の総合学園祭キャンパスパラダイス2001
を覗いてみた。
会場は熱気につつまれ所狭しと模擬店がならび、メインステージでは、各大学のチア
リーダーやバンドがパフォーマンスを繰り広げていた。

さまざまな大学から、若い力が集結して盛り上がることは非常に良いことだと思う、
ただ、やはりものたりなさを感じずにはいられなかった。
会場を一周して感じることは、祭りに来ている人たちの層がほぼ20代に集中している
こと、これだけ良い立地を利用するのであるならば、老若男女を巻き込むだけのコン
テンツがどうしても欲しい。
模擬店を見渡してみても、焼きそばにフライドポテトなど、これといって特徴がない
ものばかり。会場内の盛り上がりとは裏腹に内容が乏しいように思えた。
学生ならではと思えるような企画はなく、目的のないイベントに思えてならなかった。
若い時分のパワーは何物にも変えられないものであり、そのパワーで吸収したものを、
将来の自分の仕事の糧につなげていくものであると思う。せっかく一つの場所に強大な
パワーが集るのであらならば、名古屋を動かすほどの企画が欲しい、でなければ集客力
のある栄で行う必要もないであろう。
企業協賛のもと、学生が踊らされるのではなく、大人を真剣にさせるような大胆なキャン
パスパラダイス企画を来年以降に大いに期待したい。

          〜スペーシア 藤沢徹〜
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 ◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ トヨタ「環境経営」ゼロエミッションへの挑戦  千葉三樹男著 ○

 自動車産業は戦後日本の高度成長を支え、自動車は今や家庭に複数台所有するのも当た
り前になるほど我々の生活にとけ込んでいる。その数は国内で約7,000万台、地球上では
なんと7憶4,000万台。ここまで来るのに100年かかったが、このままのペースが続けば
2020年頃には地球上では10億台に到達すると考えられている。
一方で環境問題がグローバル化し、自動車産業にとっても環境への対応は必要不可欠と
なっている。そのような中で97年に発表されたトヨタのハイブリッドカー「プリウス」の
登場は、環境問題が一般化したと私自身は感じたが、これを本書では「トヨタが環境を経
営に位置づけた宣言」と位置づけている。

 本書では自動車産業で世界第4位の年間売上高(7兆4,080億円(単独ベース)−99年
度)を誇るトヨタの「環境経営」にスポットを当て、「自動車産業の発展と環境問題」と
いう総論的な紹介、トヨタの4つの環境経営「環境マネジメント」「環境対応技術」「生
産・販売と環境アセスメント」「廃車・リサイクルと環境アセスメント」の紹介、最後に
「21世紀のトヨタ環境戦略」という構成になっている。92年の「トヨタ地球環境憲章」
やトヨタの発展を支えた「トヨタ生産方式」など細かく紹介され、これらの取り組みの結
果、1,011億円(年間売上高の1%強−99年度)の環境投資により170億円の経済効果を算
定しているという。「環境に配慮しなくて企業は成り立たない」ことが常識になりつつあ
る。

 私自身もトヨタユーザーであり、消費者としても「自動車と環境問題」は興味深いテー
マであった。中でも電気自動車は実は100年前に蒸気、ガソリン車とほぼ同時に登場して
おり、内燃機関の優秀さでガソリン車に淘汰されたことによる「負け組」であったとは興
味深い話である。「プリウス」は実は「古くて新しい技術」なのである。 
   (浅野健)

→ホームページに表紙の写真を掲載しています 
  http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/toyota-zero.htm 

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−mm@spacia.co.jp へ
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・毎回、メールありがとうございます。5月 日から 日まで知人の陶芸家たちがナ
ディアパークでチャリティー陶芸展をやるので、デジタルの会場ものぞいてみます。
瀬戸の銀座通りに行きましたが、古池助教授の講演会もあるようです。現役、OBの
ご活躍を。
西村公秀
→ありがとうございます。投稿アドレスに正式にメールいただいた第1号ですので、
 全文を掲載させていただきました。日付が抜けてしまったは文字化けでしょうか。
 今後ともよろしくお願いします。

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・仕事量は変わらないのに委託金額が減っている中で所員の中からも実施を危ぶむ声
 があがっていたスペーシア社員旅行ですが、今年は関西に1泊2日でということに
 なりました。話題のUSJを軸にということですが、どんな旅行になるか。6月24日〜
 25日の予定です。

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
   メールマガジン投稿用アドレス mm@spacia.co.jp
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
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