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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第194号]2007/12/10
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 709−−□

 スペーシア・メールマガジンの第194号をお送りします。
  名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・2007年度現代GP(文部科学省)選定記念 キックオフ・シンポジウム(12/22)
   ・木造都市研究会「木愛の会」 一周年記念講演会(12/15)
  ◆名古屋まちづくり情報◆
   ・勝川地区第一種市街地再開発事業 竣工 
  ◆図書紹介◆ 
   ・それでも自転車に乗り続ける7つの理由
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆

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  ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○  2007年度現代GP(文部科学省)選定記念 キックオフ・シンポジウム ○

【日時】2007年12月22日(土) 13:30(開場13:00)
【場所】名古屋学院大学 名古屋キャンパス白鳥学舎 201教室 (参加無料)
【プログラム】 
  13:00 開場 13:30 開会

  13:40〜14:30_基調講演
   『広域都市圏レベルでまちづくり連携を考える』
    矢作弘氏(大阪市大学大学院創造都市研究科教授) 14:40〜14:50
   名古屋学院大学の地域貢献の提案_ 
    木船久雄(名古屋学院大学 経済学部長)

  14:50〜16:20 トークセッション
  ・第一部 まちづくり×ものづくり 
   古池嘉和(名古屋学院大学 経済学部教授)
   井澤知旦氏(鞄s市研究所スペーシア代表取締役)
   藤岡伸子氏(名古屋工業大学建築・デザイン工学科教授)
  ・第二部 まちづくり×ひとづくり 
   水野晶夫(名古屋学院大学 経済学部准教授)
   片寄俊秀氏(大阪人間科学大学 環境・デザイン学科教授)
   日比野辰也氏(熱田区役所 区民生活部長)
   一柳良直氏(名古屋市市民経済局産業部地域商業課長) 

問い合わせ先
  名古屋学院大学 総合政策部
  052-678-4085  upr@ngu.ac.jp
 
〜名古屋学院大学・古池嘉和〜さんより情報提供いただきました〜
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○ 木造都市研究会「木愛の会」 一周年記念講演会 ○

「木造都市」を提言し、その実現をめざす「木愛の会」が1周年の講演会で、
未来学者飛岡健氏を向かえ、木愛の会会長の高松伸氏との対談を行い
ます。
  忙しい時期ではありますが、興味のある方はぜひどうぞ。

【日時】 12 月15 日(土)
   15 :00 〜 開場
   15 :30 〜16 :00 総会・バイオリン・ピアノ演奏
   16 :00 〜18 :00 基調講演・パネルディスカッション 
   18 :30 〜20 :00 懇親会

【内容】
「都市の近未来」
  基調講演 飛岡 健氏(未来学者/ 現代人間科学研究所 所長)

−パネルディスカッション−
「木造都市とは」
  木愛の会 会長  高松 伸 vs 飛岡 健
  コーディネーター 田中 英彦(木愛の会代表世話人/建築家)

【会場】
  総会:APAホテル名古屋錦4F旭の間 名古屋市中区錦三丁目15-30
  基調講演・パネルディスカッション :同上
  懇親会:11Fビルゴ

会費 2000円(会員・学生 無料) (懇親会費\6000)
連絡先 申し込み
  下記より、ちらし・申し込み書をダウンロードしてお申し込みください。
   http://www.kiainokai.org/071215.pdf

主催 「木愛の会」 http://www.kiainokai.org/
協賛 丸美産業株式会社
後援 名古屋市
      (社)日本建築家協会東海支部愛知地域会
     (社)愛知建築士会

〜スペーシア・石田〜

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  ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 勝川地区第一種市街地再開発事業 竣工 ○

  先月9日に、JR勝川駅北口で施行されていた勝川地区第一種市街地再開発事業が完了
したことによる竣工式が執り行われた。当初の準備組合設立から数えると17年あまりかか
りようやく事業が完了した。当日は、再開発組合の組合員や残念ながら事業により地区外
転出となった権利者をはじめ多くの関係者が出席し事業完成を祝った。来賓として出席さ
れた春日井市長からは組合員の苦労を労う言葉を頂き権利者の多くがこれまでの様々な
苦労を思い起こしていたことだろう。

  この事業は、土地区画整理事業との同時施行で進められ、多くの既存建物が先行して移
転や取り壊がされ更地となり、臨時駐車場ばかりが目立った時期が長く続いた。そんな中
でも再開発組合は再開発事業の計画策定、権利者意向調整を進め事業推進をはかり、
今では大規模マンションや商業ビルが立ち並ぶ都会的な駅前空間へと変貌を遂げた。
さらに、JR中央本線の連続立体高架事業も進められており、完成すると駅舎と再開発ビ
ルとがペデストリアンデッキでつながり、高架下の道路が整備されると南地区ともつなが
る予定で勝川駅周辺地区が南北一体となった多様な機能が集積するエリアとして生まれ変
わる。

  今回の再開発ビルは、商業保留床を権利者の出資による資産管理法人が取得し、店舗を
一括管理する形態をとっている。権利者には自ら店主として仕事をもちつつ再開発ビルの
管理にも携わる重責を担う人もいる。今後再開発ビルを活用し地域とともに発展していく
ためには、そうした権利者方による管理運営体制にかかってくる。この事業に携わった者
として事業の完了=ゴールではなく、権利者の立場にたち再スタートをきり可能な限り支
援をしていきたい。(村井亮治)

  →ホームページに写真を掲載しています。
   http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/katigawa-sai3/index.html

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  ◆図書紹介◆  −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○ それでも自転車に乗り続ける7つの理由/疋田 智 著 ○
    朝日新聞社/2007年8月出版

  以前紹介した「自転車ツーキニスト」と同じ著者によって書かれたものである。「自転
車ツーキニスト」では、自転車通勤を始めた経験をもとに、不景気をチャンスとして捉
え、日本も自転車の使いやすいまち・自転車的な社会に変わってみてはどうかと提案して
いる。

  本著は、自転車の車道通行を禁止する道路交通法改正騒動、自転車に関する誤解の多い
俗論への回答(例えば、「自転車は結局、エコじゃない。」)など、やや堅い内容も含ま
れていて、ページ数も多く読み応えは比にならない。著者はこの本を「独断と偏見に満ち
ている」と述べているが、理論的に書かれており、日本の都市交通の中で自転車がいかに
曖昧な存在で、かつ邪魔者扱いされてきたことがよく理解できる。道路交通法改正騒動の
結果、自転車の車道通行が改めて原則とされ、さらに車道への自転車専用レーン設置が今
後進むことになった。自転車は曖昧な存在から車道を走る権利を有する存在になり、その
反面、自転車乗りは左側通行や夜間灯火などのルールやモラルを今まで以上に求められる
ことになるのであろう。

  最後に、乗り続ける7つの理由として交通渋滞の緩和や健康、地球環境などがあげられ
ている。そのひとつが、都市や住んでいる場所の再発見である。『自転車で都市を走ると
いうのには「その街を訪れている」というより、「その街に住んでいる」というのをどこ
か疑似体験できるようなところがある』という1文は旅先で感じる心境にぴったりと合っ
ていた。これからも自転車に乗り続け、まちの再発見をしていきたいと改めて思う。
(山崎崇)

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  ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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  (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

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  ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・毎年発行しているラバダブの原稿〆切が本日まで。先ほどまでかかってようやく書き
  上げました。今年は例年になく、みんな原稿の出来具合が遅かったようです。はたし
  てできばえは・・・。ちなみに今年の特集テーマは「新しい年のデザイン」です。

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
  を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
  できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
  ジンに掲載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
    http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
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