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岐阜駅東地区第一種市街地再開発事業 再開発ビル名称決定

 JR岐阜駅東地区で施行中の再開発ビルのビル名称が決まり、このほど現地にて掲示された。
 名称は、「岐阜イーストライジング24」。この名称は、過去の岐阜駅周辺再開発ビルの名称選定手続きと同様に、広く募集し全国から2000件以上にも及ぶ名称案が寄せられ、再開発組合内で慎重審議の末決定され、晴れてお披露目となった。
 選定に関わった再開発組合役員は、その数の多さとともに、それぞれにその意味合いや思いが込めている作品の中から絞り込む作業はとても大変だったようで、再開発ビルへの関心の高さを感じながら選定作業にあたった。
  再開発ビルの建築工事は、工期の折り返しを過ぎ、岐阜へ向かう電車の車窓からは、その姿がはっきりと見える。市内中心部から岐阜駅方面に目を向けても仮囲いに覆われた躯体と二本のタワークレーンが大きな存在感を出し、主要道路の先に君臨する”壁”のような姿に圧倒され、24階まで建ち上がる頃には、中心市街地や岐阜駅周辺の景観を一変することだろう。
 また、今回の事業の施行にあわせてJR岐阜駅からデッキが計画され、先日、再開発敷地内まで橋げたが設置された。このデッキにより、JRとは雨にぬれずにアクセスすることができ、ビルの魅力、機能向上に貢献することだろう。
 事業推進では、再開発ビルの姿が大きくなってきたこともあり、テナント入居等の問合せも多く寄せられ、契約手続きに向け対応する一方で、一部の保留床処分手続きも進めるなど、運用面、管理面にも取り組んでいる。
 そんな再開発ビルの建設現場の一角には、工事業者のはからいで季節折々のバルーン人形が設置され、今の時期は「ハロウィン」。夜になればライティングもされ、近隣の方々の目を和ませ、話題にもなっている。
 ビル名称が決まり、季節とともにバルーンも移り変わる中で、ビルの躯体は徐々に積み上がり、再開発事業は完成に向けて一歩一歩近づいている。









(2017.10.24/村井亮治)