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みちまちウィーク2012 in ささしま地区

 2012年10月27日(土)、28日(日)の2日間にわたり、名古屋市主催の「みちまちウィーク2012 in ささしま」がささしまライブ24地区内で開催された。
  みちまちウィークは名古屋市が昨年度からはじめた取組みで、名古屋の特徴である「みち」(道路)をいかしたまちづくり「みちまちづくり」推進のための啓発、社会実験の場である。昨年度は栄・大須地区において無料巡回「ちょい乗りバス」の運行実験を行っている。
 今年度は、次世代の超小型モビリティ(セグウェイ)の走行体験と、道路のにぎわいづくりのためのオープンカフェなどが実施された。弊社で昨年度に引き続き、運営のお手伝いをさせていただいた。
  超小型モビリティ走行体験は愛知大学のキャンパスモール内にて行われ、学生をはじめ、地区内来訪者の興味を惹き、定員オーバーで抽選も行われるほど、実のある乗車体験会となった。参加者は次世代の乗り物を身近に感じられたことだろう。また、オープンカフェは地区内の道路を通行止め・歩行者天国にし、道路上にテーブルやベンチを並べて利用してもらうものであった。28日は雨のため中止となってしまい、27日1日のみの実施となったが、歩行者は突然現れた自由空間に戸惑いつつも、徐々に徐々に道路上に歩み出てきて、ベンチ等でくつろぎはじめた。昼食やおしゃべり、読書、スマホなど様々な使い方がされ、しばらくして満席となった。短い時間ではあったが、非日常のゆとりやにぎわいを感じられたのではないだろうか。
  天候に左右されてしまった今年度の取組みではあったが、それぞれに意義のある試みである。今後もどこかでできるといいのではないだろうか。みちまちづくりにも是非役立ててもらいたい。

(2012.11.5/櫻井高志)